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そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
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共働きでの習い事は、
- 送迎がむずかしい
- 時間がとれない
- 疲れて続かない
が悩みになりがちです。

でも、送迎なし×短時間×在宅の条件で選べば、“続く”習い事は見つかります。
このページでは、共働き家庭に合うおすすめを、
- 時間帯別
- 年齢別
- 月謝感覚
でわかりやすく整理しました。
さらに無料体験で見るポイントもチェックリストで用意。
最後まで読めば、あなたの家の生活リズムに合う1つが絞れます。
↓好きな所だけ選んで読めます↓
結論:共働き家庭が“続く”習い事の条件
共働き家庭では、移動の負担を減らし、短い時間でも成果が見える設計にすることが大切です。
まずは、続けやすさを決める4つの条件を確認しましょう。
4つの条件:送迎/在宅/短時間/続ける仕組み
- 送迎なし
送迎が不要だと、親の予定に左右されにくく、欠席も減ります。雨の日や残業時でも学習が止まりません。
- 家でできる(在宅)
自宅なら準備が少なく、開始までのハードルが下がります。兄弟がいる家庭でも並行しやすいのが利点です。
- 短時間
1回40〜50分未満の集中が保てる長さが理想です。疲れている日でも取り組みやすく、習慣化しやすくなります。
習い事を始めた最初の頃だけでも、
- 続ける仕組み
級やバッジ、タイム計測など成長が見える仕組みがあると、子どもが前向きになり、継続率が上がります。
この4つのうち、3つ以上を満たす習い事は、共働きでも続きやすい傾向があります。
どう選ぶ?:タイプ別マップで比較
次に、家庭とお子さまの性格に合うかをタイプ別マップで見ます。
軸は2つです。
- 縦軸:サポートの手厚さ
寄り添い型(先生が手厚く導く) ⇄ 自走型(自分で進めやすい) - 横軸:学習スタイルの柔軟性
柔軟(時間や内容に融通が利く) ⇄ 規律(カリキュラム通りに進める)
使い方の例
- 親のサポート時間が少ない → 自走型×柔軟寄り(在宅・短時間・アプリ活用など)。
- 基礎をしっかり積みたい → 寄り添い型×規律寄り(検定や進度が明確な教室)。
- 忙しい週は時間を調整したい → 柔軟寄り(振替や時間帯の選択肢が多い)。
このマップでおおまかな方向性をつかんでから、候補を2〜3に絞り、無料体験で時間帯の相性・負担感・進め方を確認すると失敗が減ります。
共働きに合うおすすめ習い事(送迎なし・頻度)
ここでは、送迎がいらず短時間で続けやすい4つのジャンルを、所要時間・伸びる力・相性の目安・体験で確認するポイントにしぼって整理します。
オンラインそろばん:40〜50分×週1で計算力と集中力
共働きに向く理由
1回が短く負担が少ない/在宅で静かに取り組める/進度が数字で見える
相性の目安
数字やパズルが好き/短時間で手ごたえを感じたい/年長〜低学年
無料体験で見る点
- 手元カメラや画面共有が見やすいか
- 先生の指示が端的でテンポが良いか
- 終了時の表情・疲労感(無理がないか)
- 検定までの道筋(どのくらいで何級を目指すか)
続けるコツ
毎回の小さな目標(10分で5問解答)を決め、終わりに結果を一緒に確認する。
オンラインそろばんなら家事の合間に1コマ
選べる時間帯が広いから、夕食作り中や下の子の入浴中でも続けやすい
「よみかきそろばんくらぶ」が人気です!
家事と両立できる豊富な時間帯なら
プログラミング:週1で思考力と創造力
共働きに向く理由
在宅で完結/週1でも長期プロジェクトで達成感が積み上がる
相性の目安
作る・動かすことが好き/ゲームや図形が好き/自分のペースで進めたい
無料体験で見る点
- エラー時の導き方(丸投げせず、考え方を言語化してくれるか)
- 宿題の量と親の関与度(家庭負担が現実的か)
- 使う環境(端末・ブラウザ)や教材の難易度
続けるコツ
月1回は作品を家族に発表する機会を作り、努力の見える化をする。
オンライン英会話:“話す力”を習慣化
共働きに向く理由
25分の短時間で予約運用しやすい/振替がしやすいサービスもある
相性の目安
声に出すのが好き/歌やモノマネが得意/外国の文化に興味がある
無料体験で見る点
- 講師との相性(話しかけ方・褒め方・待ち方)
- 子どもの発話量が十分に確保されているか
- 教材レベルの適合、通信の安定性、振替のしやすさ
続けるコツ
開始前に5分だけ英語でじゃんけん等の“口慣らし”、終了時に「今日言えた表現」を家で復唱。
通信教育・学習アプリ:毎日10〜20分で短時間学習
共働きに向く理由
10〜20分のすき間時間で進められる/兄弟同時にも対応しやすい/費用が比較的抑えやすい
相性の目安
少しずつコツコツ進めたい/自分で進めるのが好き/まとまった時間が取りにくい家庭
無料体験で見る点
- 1日の目安時間と難易度調整(つまずきにくいか)
- 親の関与度(丸つけ・解説の負担が少ないか)
- モチベ維持の仕組み(バッジ・到達度表示・ごほうび)
続けるコツ
時間を固定(例:就寝前15分)、週1回は“できたページ”を一緒に振り返る。
時間帯で選ぶ:平日・夜・土日
子どもの個性はさまざまですが、共働きでも続けやすい傾向から見ると、時間帯ごとで適した考え方があります。
まずは下の目安であたりを付けて、体験で最終確認しましょう。
平日18時前後の習い事
学校や学童のあとで体力や集中力が落ちている時間帯です。
手順が分かりやすく、長くても45分程度で終えられる学習が、無理なく続けられる理想です。
適した習い事
オンラインそろばん(40分前後を目安に)/ 反復型の通信教育・学習アプリ(20〜30分)
- 運用のコツ
軽い補食→5分休憩→30分集中+仕上げ5〜10分の配分で、合計を40分以内に収める。
50分授業の場合は、途中で1〜2分の小休憩を入れるか、宿題は翌日に回して負担をならす。
- 避けたいこと
開始が遅くなり夕食・入浴と競合する設定、45〜50分超の連続負荷が続く運用(疲れている日は早めに切り上げる)。
平日20時以降の習い事
入浴でリセットされたあとなら、短い対話や復習が入りやすい時間帯です。
興奮度を上げすぎない短時間の学習が続けやすくなります。
適した習い事
オンライン英会話(約25分)/ 音読・軽い復習・反復アプリ(10〜15分)
- 運用のコツ
20:45までに終了(年長〜小2の目安)。
終わりに「今日できたこと」を一言共有してクールダウン。
- 避けたいこと
21時以降の開始、テンポが速すぎて寝つきを妨げる内容。
土日午前にまとめてやる習い事
疲労が少なく集中が続きやすい時間です。
創作やまとまった演習で“進んだ実感”を作るのに適しています。
適した習い事
プログラミング(40〜60分の作品づくり)/そろばんの検定対策・集中練習(30〜45分)
- 運用のコツ
開始時刻を固定(例:土曜9:30)。
月1回は成果発表(作品見せ・タイム更新)でモチベ維持。
- 避けたいこと
家族イベントとぶつかる設定(振替が増え、習慣が崩れやすい)。
年齢別の選び方
年齢によって「ねらう力」と「続けやすい形」が少し変わります。
まずは年長〜小1の時期に合う在宅中心の始め方から見ていきましょう。
年長〜小1:まずは“できた!”を増やす在宅系
教育の狙い
数感覚・手指の動き・音読などの基礎と習慣づくり。
おすすめの形
オンラインそろばん/通信教育・学習アプリ/音読・かぞえ遊びなど、在宅で完結するもの。
- 時間の目安
1回は短めを基本に。オンラインそろばんは長くても40分程度、アプリや音読は10〜15分を目安にすると無理がありません。
- 進め方
はじめの数回は親が近くで見守り、入り方と終わり方の型を一緒に作る(例:開始前に鉛筆準備→終わりにスタンプ)。
- 続ける仕組み
小さなゴール(今日のページ/タイム1回更新/音読1つ)を設定し、終わりに必ず“できた”を言葉にする。
- 体験で見る点
先生の声かけがやさしく具体的か/小休憩の入れ方が上手か/自宅の机や端末で手元が映りやすいか。

この時期は「短く、わかりやすく、すぐ達成」を積み上げると、学習が生活の一部になりやすくなります。
小2〜:思考で伸ばす(そろばん×プログラミング)
教育の狙い
- 基礎の自動化(そろばんで計算の正確さとスピード)
- 思考の可視化(プログラミングで手順化・試行錯誤・表現)
おすすめの組み合わせ
- そろばん:平日夕方〜夜に長くても40分程度×週2を目安。検定やタイムで達成を可視化。
- プログラミング:土日午前に40〜60分の作品づくり。月1回は成果発表でモチベ維持。
運用ポイント
- 負荷の分散:平日は短めの基礎、週末に少し長めの創作でバランスを取る。
- 家庭負担の調整:そろばんの宿題は量よりリズム(例:平日15分)。プログラミングは準備物とログインを事前に整える。
- 体験で見る点:
- そろばん:指示の明確さ、小休憩の入れ方、検定までの見通し。
- プログラミング:つまずき時に考え方を言語化して導いてくれるか、宿題の親の関与量が現実的か。

- そろばんで基礎を速く正確に
- プログラミングで考えを形に
目的を分けると、学習が重ならず、相互に補強し合います。
お金のこと:ムリなく続けるコツ
家計に無理が出ると長続きしません。
まずは月謝の見立てと体験〜お試しの進め方を決め、次に受講数の上限を考えましょう。
月謝の目安と「無料体験→1〜2か月お試し」
月謝の幅(あくまで一般的な目安/教室により差)
※受講回数で変動。
- オンラインそろばん:5,000〜10,000円前後
- プログラミング:7,000〜15,000円前後
- オンライン英会話:3,000〜10,000円前後
- 通信教育・学習アプリ:1,000〜4,000円前後
比較のコツ(時間単価で見る)
- 式:時間単価=月謝 ÷ 月あたりの受講合計時間
例)月8回×25分=200分、月謝8,000円 → 40円/分(=2,400円/時)
体験〜お試しのすすめ方
- 無料体験:時間帯の相性、子どもの負担、先生の進め方を確認
- 1〜2か月お試し(有料):解約・振替の条件を確かめてから開始
- 継続判断:①続けやすさ ②子どもの表情 ③費用対効果(時間単価)で見直す
見落としやすい費用チェック
- 入会金・教材費・システム料、検定・受験料
- 端末・通信・カメラ等の環境費
- 振替・追加レッスンの料金、休会制度の有無
- 兄弟割/家族プラン/まとめ払い割、紹介特典
月謝だけに目が行きがちですが、入会前に規約や「振替」「休会」「解約」の項目を確認し、不明点は体験時に必ず質問しておきましょう。

最初は3ヶ月程度のお試しをしてから期間を伸ばすと安心です。
何個まで?:30分×2種が現実的/兄弟割も活用
基本方針
- 低学年なら、合計“30分×2種”程度が無理のない上限になりやすいです。
例)平日:そろばん30〜40分/週2、週末:プログラミング40〜60分×週1(どちらかを軽く) - 平日は短めの基礎、土日に少し長めの創作で負荷を分散。
まずは“30分×2種”が目安ですが、家庭によって最適解は変わります。
決め方の手順と注意点をこちらでまとめています。
上限を決める基準
- 睡眠・宿題・家族時間を最優先(ここを削ると続きません)
- 週の合計学習時間は、まず90〜120分前後を目安に設定し、様子を見て微調整
- アラートサイン:朝の不機嫌・就寝の遅れ・宿題の遅延・学習中の強い抵抗感 → 受講数や時間を減らす
家計を軽くする工夫
- 兄弟割/家族プランの活用(同時受講・アカウント共有が可能か確認)
- 1つは有料、もう1つは低コスト(通信教育・アプリ)にしてバランスを取る
- 検定やイベントの月は、一時的に他を軽くする

平日1枠(短め)+週末1枠(やや長め)の2本立てが、
共働き家庭では続きやすい形です。
よくある失敗と回避法
共働き家庭で起こりがちなつまずきは、運用を少し変えるだけで解消できることが多いです。
次のポイントを順に見直してみてください。
送迎が大変→在宅×短時間に寄せる
対処の考え方
移動を減らすだけで継続率は上がります。
まずは在宅で完結する選択肢へ切り替え、1回は長くても40分程度に収める運用に。
具体策
- オンライン型(そろばん/英会話/プログラミングの個別)へスイッチ
- 時間固定の枠から、時間帯の選べる枠(振替や当日予約可)に変更
- 40–50分授業は、途中で1–2分の小休憩を入れて負担を平準化
疲れて続かない→曜日と時間を見直す
対処の考え方
疲労は「時間帯ミスマッチ」が原因のことが多いです。
2週間テストしながら最適枠を見つけましょう。
具体策
- 候補の時間帯を2つ(例:18:15開始/20:05開始)用意し、それぞれ3回ずつ試す
- 毎回、開始前・終了後・就寝の様子を一行メモする(元気度・集中・寝つき)
- うまくいった回の共通点(補食/入浴/兄弟の状況)を固定化
- 連日連続の受講は避け、間に休息日を入れる
飽きる→小さなゴールで達成感を作る
対処の考え方
達成が見えると、やる気は戻ります。
小さなゴールを仕込みましょう。
具体策
- 毎回のミニ目標(例:タイム1回更新/3問だけ挑戦/フレーズ3つ)
- 見える化(検定・バッジ・到達度バー・作品発表)をセット
- 内容を固定6割+新しい2割にし、完全なマンネリを回避
- 月1回、家族に成果見せタイム(60秒でOK)
受講数の目安→睡眠・宿題・家族時間を最優先
対処の考え方
増やす前に“守るべき時間”を確保します。
低学年は合計で「30分×2種」程度が無理なく続けやすい目安です。
具体策
- 週あたりの学習時間を90〜120分で仮設定し、様子を見て微調整
- 平日は短めの基礎、週末はやや長めの創作で負荷分散
- アラートサイン(朝の不機嫌/宿題の遅れ/強い抵抗感/寝るのが遅い)が出たら、枠や時間を減らす
- 家計配慮は、兄弟割・家族プランや通信教育との組み合わせで最適化

小さな調整でも、続けやすさは大きく変わります。
無理を感じたら、在宅化・短時間化・時間帯の見直しの3点から手を付けるのが近道です。
学童と合わせて使うコツ
共働き家庭では、移動を減らし、学童の時間を上手に使うことが続けやすさにつながります。
次の工夫で、負担を小さく運用しましょう。
学童でオンライン習い事:移動ストレスを減らす
学童の規則や環境にも寄りますが、条件がそろえば学童でオンライン受講→片付け→帰宅という運用も可能です。
例として、
- タブレット持込可
- イヤホン使用可
- Wi-Fi利用可
- 静かな席の確保ができる
など条件が揃った場合、学童でオンラインそろばんや英会話を受け、そのまま帰宅する流れにできます。
移動がなく、雨天や遅延の影響を受けにくいのが利点です。

条件が揃った場合、学童でのオンライン受講は移動ストレスを抑えつつ、平日の学習を安定して続けられる現実的な選択肢ですよ。
無料体験チェックリスト(保存版)
無料体験では、下の6点だけチェックできればOKです。
半分以上が「OK」なら1〜2か月お試し、迷ったら時間帯をずらして再体験でも大丈夫です。
時間帯は子どもに合うか
✅️ 夕食・入浴・就寝が、いつも通りだった。
✅️ 機嫌や集中力・眠気も、いつも通りだった。
終了後の様子(疲れすぎていない?)
✅️ 終了後はぐったりせず、いつも通りだった。
✅️ 楽しかった!など、前向きな感想だった。
先生の進め方・教え方は?
✅️ 指示が短く具体的だった、子どもとコミュニケーションがとれた。
✅️ 子どもの発話・操作時間が十分に確保されていた。
成長が見える仕組みがある(検定・バッジ等)
✅️ 簡単な目標を示してくれた。
✅️ 級・バッジ・作品などの可視化があった。
端末・通信は問題ない?
✅️ 音声・映像が安定していた。
✅️ 操作は覚えられそう。
わかりやすい規約
✅️ 支払いや更新サイクルがシンプルだった。
✅️ 振替・欠席や解約の条件など分かりやすかった。

気になる点があれば、数ヶ月のお試し期間で整えましょう。
NGが多い場合は、時間帯の変更や相性を確認してから決めれば安心です。
FAQ
-
共働きで続けやすいベスト3は?
-
オンラインそろばん/オンライン英会話/プログラミングです。どれも送迎がいらない・家でできる・短時間なので、生活リズムを崩しにくいのが強みです。
-
送迎ゼロで成果が出やすいのは?
-
オンラインそろばんです。級やタイムで成長がすぐ分かるので、短い時間でも手ごたえを感じやすいです。
-
体験で何をチェックすればいい?
-
次の6つを確認できればOKです。
- 時間帯が子どもに合うか(夕方・就寝前など)
- 終わった後の様子(疲れすぎていないか、表情は明るいか)
- 先生の進め方(テンポ・説明・ほめ方が分かりやすいか)
- 成長が見える仕組み(検定・バッジ・タイムなどがあるか)
- 端末や通信環境(映像や音声が安定しているか)
- 分かりやすい規約(支払い・振替・解約)
まとめ|“続ける”ための在宅×短時間で組み立てる
共働きは、
- 送迎なし
- 在宅可
- 授業は40分程度
- 成長が見える仕組み
の4条件を満たすと続きます。
時間帯は 夕方=短め/土日午前=やや長め が目安。

費用は月謝+振替・休会など運用条件を合わせて判断し、無料体験後に、3か月程度のお試しで整えましょう。
ベスト3とおすすめ理由
オンラインそろばん
級・タイムで達成が見える。在宅×40分程度で回しやすい。
オンライン英会話
約25分で習慣化、振替が柔軟、発話量を確保。
プログラミング
週1でも作品で成果。土日午前にまとめて深めやすい。
選び方の注意点
- 時間帯は2週間テスト(夕方/夜を各3回)。
- 在宅×40分以内で開始→様子を見て微調整。
- 月謝だけで決めない(振替・休会・解約を確認)。
- 週90〜120分を上限目安、睡眠・宿題・家族時間を最優先。
- 迷えば1〜2か月お試し → 見直し。