
記事作成者

そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
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フラッシュ暗算って、結局やらせても意味ないんじゃ…


そんな声もネットでは見かけますが、実は“意味がなかった”と感じた方にはある共通点があるんです。
この記事では、フラッシュ暗算が本当に意味があるのか、私の実体験とともに正直にお伝えします。

さらに、効果的に学ぶために必要な「教室の選び方」についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
フラッシュ暗算が意味ないと感じる理由
「意味なかった」と感じているケースには、いくつかの共通した原因があります。
ここでは、フラッシュ暗算が“意味がない”と感じやすい理由を整理してみます。
学び方に問題があったケース
フラッシュ暗算は、反復練習や段階的なステップがとても重要です。
- いきなり難易度の高い問題に挑戦して挫折してしまった
- モチベーションが続かず、義務的になっていた
- 日常の中で継続する習慣がついていなかった
このように「やり方が合っていなかった」ことで、効果を実感する前に手ごたえが得られず、「意味ない」と感じてしまうケースがかなり多いです。
特に3.の習慣にすることが大切、後半でポイントをお伝えしています。
成果が出る前にやめてしまったケース
フラッシュ暗算の効果は、じわじわ出てくるタイプの学びです。
短期間で結果を求めてしまうと、まだ力が伸びる前に「やっても意味がなかった」と感じることも。
今できる暗算をコツコツ繰り返すことで、「いつの間にか暗算が早くなっていた」と気づくことがほとんどです。
特に低学年の子どもは、効果を言葉にできないため、親の視点で成長を実感しにくいことも理由の一つです。
あっていない環境や指導法
どんなに優れた教材や学習法でも、子どもに合っていなければ続きません。
- 集中できない
- テンポが速すぎて追いつけない
- 周囲のペースに気後れしてしまう
子どもにはそれぞれ、脳の特性に応じた“得意な学び方”や“身につき方”があります。
視覚で理解しやすい子、反復で覚えるのが得意な子、感覚的に吸収する子など、タイプによって効果的なアプローチは異なります。
得意な学び方と異なる環境や方法は、学習環境や指導スタイルを見直す必要があります。

最近は、子どものタイプに合わせて選べるオンライン教室も増えているので、学び方を変えるだけで大きく伸びる可能性もあります。
フラッシュ暗算の効果
フラッシュ暗算は、学業への効果と仕事への効果の2つがあると思います。
それぞれの効果を解説します。
学業への効果
算数や数学の計算力向上は当然なので割愛しますね。
集中力の効果

暗算をする時は、頭の中で数字をイメージしながら、常に計算を継続しています。
頭で数字を浮かべながら、次の数字を認識。
2つの数字を足し算をしながら答えを出して、その答えを覚えるを繰り返します。
没頭してグッと入り込む短期集中を反復するので、集中力の向上が期待できます。

記憶力の効果

暗算をする時は、計算した数字を瞬時に記憶し、次の数字を把握して、計算した答えを記憶。
これを繰り返す過程の中で、瞬時に記憶する力がつきます。
特にそろばんで暗算をする時は、そろばんの玉の数と動きをイメージしながら記憶する作業になるので、画像で記憶することが得意になります。
集中力と記憶力、この2つを複合的に活用するため、脳の活性化にも良いと言われます。

ビジネス上での効果
フラッシュ暗算が得意だった私は、ビジネスでも役に立つと思うことがたくさんあります。
ビジネスで意思決定をする時、数字を概算で計算し違和感に気づいたり、売上とリスクを測って迅速な意思決定もできます。
概算力が、効率的な意思決定、また業務効率の向上に繋がります。

小学生時代の4年間で、生涯使えるスキルになっています。
お子さまのうちに、一度挑戦してほしい習い事です。
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フラッシュ暗算ができるアラフォーの経験談

数を具体的に扱う経験が、他人の何倍のスピードにもなる暗算は、色んな事象を数字に置き換えられるようになります。
例えば、ビジネスや事業の中で、利益に影響する要素を抜き出して、その影響力の大きさを各要素に分解して数値に置き換えられると、ビジネスや事業の重要な部分を把握できます。
この置き換えを概算で暗算し、違和感があれば、また数値を置き換えて暗算する。
これでおおよそ正しい数や利益換算、コスト計算をしています。
もちろん、子どもの頃には使うことがないスキルですが、大人になった時に、数字をベースにして瞬時にロジカルに考えられるのは、すごく強みになります。
詳しくは、「そろばんの習い事は本当に意味ない?経験者40代が体験する超メリット」の記事も読んでみてください。
そろばんとの関係性
フラッシュ暗算とそろばんは、相互に補完し合う関係です。
そろばん練習で得る能力が、フラッシュ暗算に応用され、相乗効果で能力が向上します。
そろばんを使ったフラッシュ暗算の基礎
フラッシュ暗算の基礎を養うためには、そろばんが必須です。
そろばんで数字を視覚的に認識する能力と、珠を動かしながら計算のプロセスを視覚的に理解する。
そこの能力がフラッシュ暗算の基礎になります。
そろばんとフラッシュ暗算は別物?
小学校でそろばん教室に通いましたが、私がフラッシュ暗算をできるようになったのは、そろばん教室のおかげ。
しかし途中からは、そろばんとフラッシュ暗算は別物だったように思います。
5桁ぐらいの計算がそろばんで出来るようになった頃に、勝手に頭の中で暗算が始まりました。
そこから反復練習でフラッシュ暗算へとレベルアップしていくのですが、その暗算が始まるまでの習得がそろばんの役割。
フラッシュ暗算と言えるスピードになった頃は、そろばんとは別の種目になっていたように思います。
視覚化の能力
そろばんはシンプルな道具です。
桁数の大きい数字でも、珠の配置や配列を形として覚えるだけで瞬時に数字を覚えられます
これがそろばんの強みで、視覚だけで数字を覚えられるのは、算数や数学にも活きる能力です。

上達のコツ
フラッシュ暗算の上達には、継続的な練習が不可欠です。
毎日少しずつでも練習を続けることで、スピードと正確さが向上します
短時間の没頭練習
私のフラッシュ暗算が上達したのは、黙々と体を動かす時に頭の中でクセのように暗算をしていたから。
小学生や中学生の頃は、体育でマラソンや縄跳びの時間があります。
マラソン3kmの15分や縄跳び耐久の10分間で、3桁や4桁の数字を足し算し続けたり、ただただ頭の中で暗算をしていました。

3kmを15分だから3000mを900秒、だから1秒で3.5m進めば15分切れるんだ。
とか

今日は2月20日で誕生日から14日たったから、
220-14=206、206×2=412、412×3=1236、1236×4=4944
数字は何でも良いですが、そんな計算から始めました。
バリエーションのある練習
練習という意識はなかったですが、足し算、引き算、掛け算、割り算の色んなバリエーションで暗算をしていました。
でも頭で計算をしていると、出題者も回答者も自分自身です。
使う数字が偏ったり、変なクセが付くのは嫌だったので、通る車のナンバーをずっと足し算したり、引いたり、掛けたり、割ったり。
そろばんの珠の動きをイメージできるようになってから、バリエーションが増えてきました。
まとめ
フラッシュ暗算の習得による学業やビジネスでのメリットと、そろばんとの関係性についてご紹介しました。
私は、そろばんでフラッシュ暗算を習得しましたが、今でも仕事にも役立って良かったと思っています。
こうした力は、大人になってからも“生きるスキル”として残ります。
そろばんで地頭が鍛えるのは本当におすすめで、今では自宅からオンラインでマンツーマンのそろばん講座を受けることもできます。

オンラインだと送迎不要で、比較的リーズナブルですよ。
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