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そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
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そろばんを習っているのに、なかなか暗算ができない…

そんな悩みを抱えていませんか?

そんな悩みを抱えていませんか?
周りの子が級を取っていく中で、自分の子だけ伸びていないように感じると不安になりますよね。
でも実は、暗算が苦手なのは子どものせいではなく、教え方や学び方に原因があることがほとんどです。
この記事では、そろばん教室に通っても暗算ができない理由と、どうすれば克服できるのかを解説します。
また、注目されているオンラインそろばん学習のメリットについてもわかりやすくご紹介します。
↓好きな所だけ選んで読めます↓
そろばん教室に通っても暗算できない理由3つ
暗算が苦手な理由には、
実は明確な原因がいくつかあります。
ここでは「なぜ暗算ができないのか?」を詳しく解説します!
指の動かし方が間違っていると、暗算が伸びにくい
そろばんでは、珠を弾くときの「指の使い方」がとても大切。
特に、小さな子どもにとっては、正しい指の動かし方を身につけることが、あとで暗算が得意になるための土台になります。
ただ、地域のそろばん教室によっては、年配の先生が教えていることも多く、指使いの説明が子どもにとっては少し分かりづらい場合があります。
(※全国のそろばん塾では、先生の平均年齢が60歳以上という調査報告もあるほどです)
AWATO そろばん・記憶術【公式サイト】
そのため、正しい動かし方をしっかり理解しないまま、なんとなく動かして進級してしまうケースもあるようです。
その状態では、珠の動きと頭の中で思い描くイメージが合わず、ズレが生じやすくなります。
結果として、暗算に必要な「指から脳へのつながり」が弱くなってしまうこともあるのです。
数字より“珠のかたち”で覚えるのがカギ
そろばんで大切なのは、数字をそのまま記憶するのではなく、"珠のかたち"で頭にイメージを作ることです。
たとえば「6+7」を計算するとき、数字だけで暗算しようとすると混乱しやすくなります。
しかし、珠の動きや配置をイメージできる子は、数字ではなく“珠のかたち”として覚え、素早く答えを出せるようになります。
この“珠のかたちを記憶する力”が育っていないと、いくら練習しても暗算は苦手なままです。

少し補足すると、人の脳には
- 数字(文字)として数を認識するタイプ
- 目で見たかたちで数をとらえるタイプ
があり、どちらが得意かは子どもによって異なります。
そろばんでは後者。
つまり、珠のかたちを視覚的にイメージする力が求められるため、数字で覚えるのが得意な子には、少し時間がかかることもあるのです。
教室だと集中しにくい子もいる
もう一つの理由は「環境」。
リアル教室では、周りにたくさんの子どもがいるため、競争意識や雑音で集中しにくいことがあります。
とくに、内向的な子やマイペースな子は、そろばんそのものよりも“周囲の視線”が気になってしまい、本来の力を発揮できません。
また、先生の目が届かない場所に座っていると、理解できないまま時間が過ぎてしまうこともあります。
暗算ができないのは珍しくない
実は、そろばんを続けている子どもの多くが、途中で「暗算」でつまずく時期を経験します。
そろばんでは、ふだんは手を使って珠を動かしますが、暗算ではそれを“頭の中だけで”やらないといけません。
とくに3級以上になると、珠のイメージを思い浮かべたり、すばやく計算したりする力が求められるため、一気に難しく感じる子が増えてきます。

「うちの子だけできないのでは…?」と不安になる方もいますが、実は同じように悩んでいる子はたくさんいるんです。
暗算が苦手な子こそオンライン学習が合う
暗算ができない原因がわかったら、次は「どうすれば克服できるか?」です。
実は最近、オンラインそろばん教室に切り替えることで、暗算力が大きく伸びたという声が増えています。
ここでは、なぜオンラインが“意外とわかりやすい”のか、その理由を紹介します。
言葉でしっかり教えるから分かりやすい
リアル教室では、先生が子どものそばに行って、手を添えたり指を指して教えることができます。
これは便利ですが、反面「感覚で覚えてしまって理解が曖昧」になることも。
一方、オンラインでは物理的に指で触って教えることができないため、先生は言葉を選び、画面上で工夫して教える必要があります。
その結果、
- 動作の意味を丁寧に言語化
- 珠の動きの理屈を視覚で伝える
といった理解重視の指導が多くなります。

この「説明を聞いて納得する」体験が、暗算が苦手な子にはとても効果的です。
自宅で学ぶから集中しやすい
自宅で受けられるオンライン教室は、子どもが気を使わず、自分のペースで学べるのも大きなメリット。
周囲の視線がないため、間違えても恥ずかしさがなく、チャレンジしやすい。
結果的に、暗算の苦手意識を持たずにコツコツ進められます。

またマンツーマンだと、わからないところもすぐに質問でき、理解を深めやすいのもポイントです。
珠をイメージする力を育てやすい
オンラインそろばん教室の多くは、"珠のイメージ"を育てるための教材やアプローチを大切にしています。
✅️ 1.頭の中のそろばんを動かす練習
実際に珠を動かさなくても、脳内でそろばんを動かす感覚をトレーニングします。
オンラインでは段階的な指導が受けられるため、初心者でも安心してイメージ暗算に取り組めます。
✅️ 2.手元カメラで珠の動きを見て学ぶ
画面越しに先生の手元がはっきり見えるため、珠の動きと数字の関係を視覚的に理解できます。
この「動作を見る→意味がわかる→自分でも再現できる」という流れが、珠のイメージ化を強くサポートします。
✅️ 3.フラッシュ暗算で珠のイメージ力を鍛える
一瞬で表示される数字を見て、頭の中に珠の動きを素早く描く力が育ちます。
数字を見て反射的に珠の配置を思い浮かべる習慣が、自然と身につく練習です。
この「暗算脳」を育てるには、ただ珠を動かす練習だけでなく、その動作の意味や理屈を知っておくことが重要です。

オンライン教室では、先生が動きの意味を言葉で丁寧に説明してくれます。
だからこそ、頭の中に珠のイメージがしっかり育ちやすいんです。
オンラインそろばん教室の選び方
オンライン教室といっても、内容や教え方はさまざまです。
とくに「暗算が伸びない」と感じている場合は、次のポイントに注意。
- 暗算を取り入れる授業がある
- 教える先生の説明が分かりやすく丁寧
- 少人数制、またマンツーマン指導
- 体験レッスンで、説明がていねいでわかりやすかったか
実際にレッスンを体験して、子どもが「わかった!」「楽しい!」と感じる教室なら、自然と続けたくなり、暗算力もしっかり伸びていきます。
オンライン教室を知らない!
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という方へ
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安心感が変わります。
暗算は才能じゃなく、教え方で変わる
そろばんを習っているのに暗算ができないのは、子どもの能力の問題ではなく、
“教え方や学ぶ環境”
の問題かもしれません。
- 間違った指使い
- 数を文字で捉える癖
- 集中できない教室環境
――それらはすべて“つまずく原因”。
それらを乗り越える手段として、
オンラインのそろばん学習はとても有効です。
わかりやすく、丁寧で、集中しやすい。
暗算に自信がない子こそ、オンラインで学ぶ価値があります。

まずは体験レッスンを通して、子どもが「わかる!」「できた!」と感じる瞬間を見つけてみてください。