
記事作成者

そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
運営者情報 はこちら
5歳の子に、そろそろ習い事を始めたほうがいいのかな…

でも、いくつくらい習わせるのが適切なんだろう?

そんなふうに悩んでいませんか?
5歳児は、“何でも吸収できるプレゴールデンタイム”とも言われ、多くの家庭で習い事をスタートさせています。
とはいえ、やみくもに始めてしまうと「子どもが疲れてしまった」「続かなかった」といった失敗も…。

習い事選びに迷っている方は、ぜひ最後まで読んで、ぴったりの習い事を見つけてください!
↓好きな所だけ選んで読めます↓
5歳から習い事する家庭が多い理由
5歳ごろになると、習い事を考えるご家庭が一気に増えてきますよね。
実際に、多くの親がこの時期に子どもの習い事をスタートします。
どうして「5歳」がスタートする時期として選ばれているのでしょうか?
まずは、子どもの成長と習い事の相性について。
5歳は好奇心と成長のゴールデンタイム
5歳は「なんで?」「やってみたい!」と、好奇心がぐんぐん育つ時期です。
体も心も大きく成長し、さまざまなことを吸収する力がとても高くなります。
この時期に習い事を始めると、
- 自分の「好き」や「得意」を見つけやすくなる
- 集中力や聞く力が身につく
- お友だちとの関わりや集団でのルールを学べる
といった、たくさんの良いことがあります。

いわば、5歳は「学びの芽」を育てるのにぴったりな年齢なんです。
「今のうちに何か始めたい」親の気持ちに応える理由
- 小学校に入る前に、何か始めておいたほうが安心かも
- 子どもの可能性を今のうちに広げてあげたい
そんな気持ちから、習い事を始める親御さんもたくさんいます。
ある調査によると、5歳の子どもの半数以上が、すでに何かしらの習い事をしているというデータもあります。
「うちは何もやってないけど大丈夫かな…」と不安に思う方がいるのも当然です。
詳しくは、男の子・女の子別に人気の習い事を紹介したこちらの記事をご覧ください。
でも、大切なのは「みんながやってるから」ではなく、その子に合っているかどうか。

無理せず、親子で楽しく続けられる習い事を選ぶことが何よりも大切です。
5歳の習い事はいくつがちょうどいい?
まわりがいくつも習い事をしてるから、うちも増やした方がいいのかな?と思うこともありますよね。
でも、5歳の習い事は“数”よりも“質”が大切です。
ここでは、他の家庭の実態や、ちょうどいい数の目安について紹介します。
平均はいくつ?他の家庭の実態とは
ある調査によると、5歳の子どもがしている習い事の平均は1〜2つというご家族が73%です。
なかには3つ以上かけもちしている子もいますが、割合としては少数派です。
幼稚園児の習い事は週にいくつ
とくに最近は、
- 平日は保育園や幼稚園で疲れている
- 家でのんびりする時間も大切にしたい
と考える家庭が増えています。

つまり、多くの親が「ムリなく続けられる範囲で」習い事を選んでいるのが実情ですね。
「2つまで」が安心?バランスを取る考え方
5歳はまだ体力も心も発展途中。
習い事のしすぎは、子どもにとって大きな負担になってしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、「最大でも2つまで」という考え方。
たとえば、
- 1つ目:学び系(そろばん・英語・プログラミングなど)
- 2つ目:体を動かす系(水泳・ダンス・体操など)
というように、ジャンルを分けてバランスを取ると、負担も少なく、成長の幅も広がります。

がんばりすぎなくて大丈夫。たくさんやるより、“ちょうどよく楽しめる”ことが、いちばんの学びになりますよ。」
子どもによって違う“ちょうどいい数”の見極め方
とはいえ、すべての子どもが「2つまでが正解」と言うわけではありません。
活発な子は1つだけでも満足できないかもしれませんし、繊細な子は1つでも負担に感じることがあります。
いちばん大切なのは、本人が楽しく通えているかどうか。
「今日はこれ楽しかった!」「また行きたいな」と言えるなら、それが“ちょうどいい”のサインです。
5歳は遊びから学べることもたくさんあります。
たくさん外で遊んだり、家で好きなことに夢中になる時間も、実はすごく大事な学びの時間ですよね。

5歳の習い事は、まずは1つで十分。
多くても2つまでにして、遊びの時間をしっかり確保することが、子どもの心と体を育てる近道です。
5歳におすすめの習い事ジャンル8選
どんな習い事を選べばいいのか迷ったときは、子どもの性格や体力、興味に合わせてジャンルから選ぶのがポイントです。
ここでは、5歳の子に人気があり、成長や効果にも期待できる習い事を8ジャンルご紹介します。
水泳

水泳は、体力づくりの基本ともいえる習い事です。
水に慣れることで全身をバランスよく使い、運動神経や体の使い方を自然と身につけられます。
水泳は、
- 風邪をひきにくくなる
- 心肺機能の向上
- 免疫力アップ
など、健康面でのメリットも大きく、医師や保育士からもよく勧められます。
5歳くらいになると、まだ水が怖い子もいれば、すぐに顔をつけられる子もいます。
だからこそ、その子のペースに合わせて楽しく水に慣れることが大切です。

最近は外で思いきり遊べる時間も減って、体力が落ちている子が増えています。
だからこそ、水泳は今や“2人に1人が習っている”定番の習い事。
学校の授業だけでは足りないなら、補ってあげたいですね。
英会話

5歳は「英語の音」を自然に聞き取れる“耳の黄金期”と言われています。
大人のように理屈で覚えるのではなく、歌や遊び、会話を通して感覚的に英語を吸収できる貴重な時期です。
特にこの時期は、日本語と同じように英語を“耳で聞いて真似する”ことが得意なので、発音やイントネーションもとてもきれいに身につきやすいのが特長です。

「英語を勉強する」のではなく、「英語で遊ぶ・話す」という体験が、これからの学びへの興味づけにもつながります。
ピアノ

ピアノは、音を通じて「感じる力」や「集中力」「継続力」を育てる習い事として根強い人気があります。
5歳は、鍵盤の幅や指の動きに少しずつ慣れ、無理なく音楽の世界に親しめるタイミングです。
また、ピアノを通して音の違いを聴き分けたり、リズムを理解したりすることで、耳の感性や表現力も自然と伸びていきます。
はじめは簡単なメロディからでOK。“弾けた”という小さな成功体験が、自信にもつながります。
自宅にピアノやキーボードがあれば、レッスン以外でも手軽に練習できるのも魅力です。

ピアノは音感や集中力だけではありません。
実際、幼少期にピアノを習っていた子は、偏差値の高い大学に進学している例も多いようですね。
ダンス

ダンスは、楽しく体幹や表現力を育てられる人気の習い事です。
音楽に合わせて体を自由に動かすことで、
- リズム感
- 柔軟性
- バランス感覚
などを育てられて、運動があまり得意でない子でも、音に乗って楽しめるため、始めやすいのが特徴です。
また、ステージで発表する機会があるスクールでは、人前に立つことに自信がついたり、「自分を表現する」経験が自然にできるのも、ダンスならではのメリットです。
ジャンルもキッズヒップホップやバレエなどいろいろあるので、お子さんの興味に合うものを選ぶと◎です。

5歳の子にとっては、上手に踊ることより“楽しく動ける”ことがいちばん大切。
ダンスは楽しさの中で、体力や表現力も自然に育っていきますよ。
プログラミング

「プログラミングってまだ早いんじゃ…?」と思われがちですが、実は5歳から楽しく始められるキッズ向け講座も増えてきています。
最近人気なのが、ゲームやパズルのような感覚でプログラミング思考を育む学び。
子どもは遊びの中で「どうやったら動くかな?」「もっとこうしてみよう!」と自然に試行錯誤し、考える力・論理的思考力がぐんぐん育ちます。
また、「自分で操作して、キャラクターが動いた!」という体験は、子どもにとって大きな成功体験に。

5歳は、新しいことにワクワクできる年ごろ。
だからこそ、遊び感覚で楽しめるプログラミングは、のびのび学ぶにはぴったりなんです。
そろばん

そろばんは、数の感覚(数的センス)と集中力を育てるのにぴったりの習い事です。
指先を使って珠をはじくことで、視覚・聴覚・触覚を同時に使いながら、脳全体をバランスよく刺激することができます。
5歳から始めることで、数に対するイメージが自然と身につき、「数っておもしろい!」と感じられるようになる子もたくさんいます。
また、そろばんは1対1で黙々と取り組む時間が多く、集中する習慣が身につきやすいのも特徴。
将来の算数や暗算に強くなるだけでなく、落ち着いて考える力や達成感を積み重ねる力も育っていきます。

そろばんは、数字に強くなるだけじゃありません。
コツコツ取り組む中で、集中力や大人になってからも実感する思考力も自然と育っていくんですよ。
通信・オンライン講座

- 習い事をさせたいけど、送り迎えが大変…
- 下の子がいて外出がむずかしい…
そんな家庭にぴったりなのが、自宅で学べる通信講座です。
最近は、プリントや動画、アプリを使って学ぶスタイルが増えていて、5歳でも無理なく取り組める内容が揃っています。
通信講座の良いところは、
- 時間や場所を選ばずにできる
- 子どものペースで進められる
- コストを抑えやすい
という点。
親子で一緒に取り組むことで、学ぶことが楽しいという感覚を育てるきっかけにもなります。
「まずはおうちで、ちょっとした学びの習慣をつけたい」というご家庭に、特におすすめのスタイルです。

「まずはおうちで、ちょっとした学びの習慣をつけたい」というご家庭に、特におすすめのスタイルです。
オンライン読書

本を読む力は、将来の読解力・語彙力・想像力・集中力に大きく関わる重要な力。
オンライン読書サービスを使えば、おうちで手軽に楽しみながら“本を読む習慣”が身につきます。
子ども向けオンライン読書教育サービス「Yondemy(ヨンデミー)」では、AIのヨンデミー先生が子どもの好みやレベルに合わせて本を選んでくれます。
また読書の記録や感想を通じて、「楽しい」から「学びがある読書」へとつなげてくれます。
対象年齢は基本的に小学校1年生(6歳)くらいからですが、文字が読める5歳の子であれば、親と一緒に始めたり、読み聞かせスタイルで参加することも可能です。

読書が好きな子はもちろん、「これから本に親しんでほしい」と思っているご家庭にとって、無理なく“本との出会い”をつくる習い事になります。
\読書好きな子どもを育てたいなら/
現役東大生が開発したAIヨンデミー先生が、子どもの読書レベルに合わせたおすすめの本を提案。
毎月の読書記録やフィードバックで思考力や言語力を伸ばします。
習い事の選び方で失敗しないためのコツ
「習い事ってたくさんあって、どれを選べばいいのかわからない…」
そう悩む方はとても多いです。
でも大丈夫。5歳の習い事選びで大切なのは、
- 子どもが楽しめるか
- 家庭で無理なく続けられるか
この2つだけです。
以下のポイントを押さえておけば、習い事選びでの“失敗”はかなり減らせます。
子どもの「やりたい」を優先する
どんなに人気があっても、本人が興味を持てなければ続きません。
まずは、子どもが「楽しそう」「やってみたい」と思えるかどうかが一番の判断ポイントです。
まだ気持ちをうまく言葉にできない5歳だからこそ、無料体験レッスンなどを通じて、表情や反応から“合っているかどうか”を感じ取るようにしましょう。
通いやすさ・時間の余裕があるかをチェック
習い事が楽しみでも、通うのが大変だったり、予定がパンパンになってしまうと、親も子も疲れてしまいます。
5歳はまだまだ生活リズムを整えていく途中。
家庭のスケジュールと無理なく両立できる範囲で選ぶようにしましょう。

「送り迎えが大変そう…」という方は、オンラインや通信講座を選ぶのも賢い方法ですよ。
無料体験を活用して見極める
多くの教室やオンライン講座では、無料体験レッスンを実施しています。
いきなり入会するのではなく、実際に参加してみて“楽しめそうかどうか”を体感することが大切です。
その場の雰囲気に自然となじめるか、先生との相性がどうかなども見てみましょう。
辞めどきを決めておく※大切※
5歳の子どもは、好奇心が強いため「やりたい!」と思ったことでも、急に「もうやめたい…」と言い出すこともあります。
でも、それは子どもにとってごく自然なこと。
無理に続けさせるよりも、上手に“やめどき”を用意しておくことが大切です。
おすすめなのは、習い事を始めるときに、あらかじめ“ここまでやったら一区切り”というすごく小さな目標を子どもと約束しておくことです。
たとえば、
- 9級に合格したらゴール
- 3か月続けたらゴール
など、達成しやすいゴールを決めておきます
そして、その目標をクリアしたら、「これからも続ける?それとも卒業する?」と子どもに選ばせてあげましょう。
そうすることで、もし辞めることになっても「やりきったから終わりにした」というポジティブな成功体験になります。
「続かなかった=失敗」と感じさせない工夫ができるのです。

もちろん、本人が「もっとやりたい!」と言えば、そのまま続けてOK。
大切なのは、子どもの気持ちを大切にしながら、小さなゴールを設定しておくことです。
Q&A|5歳の習い事でよくある疑問に答えます
ここでは、5歳のお子さんに習い事を考えている保護者の方から、よく聞かれる質問をまとめました。
「うちの子にも当てはまるかも」と思うものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
-
習い事っていくつまでやらせてもいいの?
-
無理なく楽しめるなら2つまでが目安です。
5歳はまだ体力も気持ちも発展途上なので、習い事のやりすぎは負担になることも。
1つから始めて、子どもが「もっとやりたい」と言ったら、2つ目を検討してみるのがおすすめです。 -
途中で「やめたい」と言い出したらどうすればいい?
-
あらかじめ“やめどき”のルールを決めておくとスムーズです。
「この目標を達成したら一区切りにしようね」と話しておけば、辞めることが“失敗”ではなく“やりきった経験”になります。
本人の気持ちを尊重しながら、選ばせてあげることが大切です。 -
家でできる習い事ってある?
-
通わなくても学べる「通信講座」や「オンライン教室」がおすすめです。
パソコンやタブレットを使って、自宅で学べる習い事も増えています。
送り迎えの負担もなく、家のリズムに合わせて無理なく続けられます。 -
男の子・女の子でおすすめは違う?
-
基本的には“好き”がいちばんの基準。性別にこだわる必要はありません。
たとえば、男の子でもピアノや英語を楽しんでいる子は多いですし、女の子でもそろばんやプログラミングに夢中な子はたくさんいます。
本人の「やってみたい!」を大事にして選ぶのが正解です。
まとめ
5歳は、心と体が大きく成長する大切な時期。
このタイミングで習い事を始めると、「好き」や「得意」を見つけやすく、集中力や表現力も自然と育ちます。
ただ、やらせすぎは逆効果。習い事はまず1つ、多くても2つまでが安心です。
本人が楽しめること、家庭の生活リズムに合うことを優先しましょう。
また、あらかじめ小さなゴールを決めておくと、途中で辞めたくなったときも「やりきった経験」として前向きに終えることができます。

習い事を始めるときって、つい「続けること」ばかり考えてしまいますよね。
でも、子どもが「やめたい」と思ったときに、ちゃんとやめられるタイミングを作っておくことも大切。
やめることが“失敗”じゃなくて、「やりきったね」って思えるような終わり方ができると、子どもの自信につながりますよ。
「人気の習い事をもっと知りたい」という方は、5歳におすすめの習い事ランキングもあわせてご覧ください。
男女別の傾向や
リアルな人気ジャンルがわかります