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そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
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オンライン授業で「ノートや手元をうまく映せない…」と困ったことはありませんか?
パソコンの内蔵カメラや普通のWebカメラでは角度が合わず、相手(先生や生徒)にとって見づらい授業になってしまいます。
そこで便利なのが、
手元をクリアに映せる「書画カメラ」。
先生のノートやそろばん、ピアノの鍵盤、子どもの演習の様子まで、真上から鮮明に映せるので理解度がぐっと上がります。
この記事では、
- オンライン授業におすすめ書画カメラ6選
- 失敗しない選び方のポイント
- 授業でさらに活用できる工夫
を、初心者でも分かりやすく解説します。

これを読めば、子どもに合う1台がきっと見つかり、授業のクオリティを一気に高められます。
↓好きな所だけ選んで読めます↓
オンライン授業におすすめの書画カメラ6選
手元を映すカメラといっても、価格や機能はさまざまです。
「安くてシンプルなものがいい」「高画質で細かい文字まで映したい」「省スペースで置きたい」など、ご家庭によって選ぶ基準も違います。
そこで、この記事で紹介するおすすめ6モデルを一覧で比較できる表を用意しました。
価格帯や特徴を見比べて、お子さんの授業スタイルに合う1台を選んでみてください。
モデル | 価格帯(目安) | 特徴 | 解像度・画質 | 機能 | サイズ・設置 | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
SOYUKI センター取付型 | 約5,000〜6,000円 | コスパ重視モデル | フルHD(1080P) | マニュアルフォーカス | フレキシブルアーム、机に簡単設置 | 低価格で必要十分。ノートやそろばん学習に◎ |
Basicolor 書画カメラ | 約15,000〜18,000円 | 高画質モデル | 4K対応・1500万画素 | オートフォーカス、HDMI出力、SD保存 | 折りたたみ式、角度自在 | 細かい文字や動きを鮮明に映すのに最適 |
Gawervan 書画カメラ | 約7,000〜8,000円 | 小型・省スペース | 800万画素 | LEDライト3段階、画像反転 | 折りたたみ式でコンパクト | 場所を取らず収納しやすい。家庭用に◎ |
iOCHOW 書画カメラ | 約10,000〜12,000円 | 子どもと一緒に使いやすい | 500万画素 | LEDライト、マイク内蔵 | 折りたたみ式、USB接続 | 音声も映像も1台でOK。親子授業にぴったり |
サンワサプライ CMS-V58BK | 約30,000〜35,000円 | プロ講師に支持される定番 | 800万画素 | HDMI出力、LEDライト、静止画保存 | 大型ベースで安定 | 教育現場の定番。安心の国内ブランド |
INSWAN INS-Flip 4 | 約18,000〜22,000円 | 持ち運び便利 | 4K対応・13MP | オートフォーカス、Webカメラ兼用 | 折りたたみ式、軽量(305g)、バッグ付属 | 自宅⇔塾や教室への持ち運びに最適 |
コスパ重視で人気の1台
SOYUKI センター取付型 HD1080P 書画カメラ
SOYUKI
センター取付型 HD1080P 書画カメラ

おすすめポイント
- 価格が手ごろ
「これくらいなら買ってもいいかな」と思える一台。 - フレキシブルアーム
カメラ位置を自由に調整でき、ノートやそろばん、書道など、自分の見せたい角度にピタッと固定できます。 - 真上から撮れるから
手元の様子を見せたい授業にぴったり。 - フルHD(1080p)対応
画質もきれいで滑らか。 - USB接続で簡単セットアップ
必要なら手動でピント調整(マニュアルフォーカス)も可能です。 - コンパクトで軽く、収納袋付き
必要なときにサッと出して使えます。

コスパ重視でも、画質や使い勝手に妥協したくない方にピッタリ
スタンドを買ったり、専用の棚を用意したりしなくても、今ある机にササっと設置できる手軽さが魅力です
高画質で手元が鮮明に映るモデル
Basicolor 書画カメラ(4K対応、1500万画素)
Basicolor
書画カメラ(4K対応、1500万画素)

おすすめポイント
- 高画質でくっきり見える
1500万画素のカメラと4K(実質解像度 3820×2160)対応で、文字も線もシャープに映ります。 - オートフォーカスでピント合わせも楽
手元の動きに合わせて自動でピントを調整してくれるので操作が苦手な人でも使いやすい。 - 自由に角度調整して使える
5つの関節と360°回転カメラで、ノートやそろばんなど、見せたい方向にピタリと合わせられます。 - USB接続で簡単スタート
ケーブルをつなぐだけですぐ使える設計。使いたいときにすぐ使えます。 - HDMI出力もできて映し出しに便利
PCなしでテレビやプロジェクターに映し、対面授業や大画面での使用にも使えます。 - SDカードに映像を保存可能
ワンタッチで手元の映像を写真として保存、見本や資料をそのまま記録できます。 - コンパクトで折りたためるから持ち運びも楽
使わないときは折り畳んで収納OK。軽くてスペースも取りません。

「手元をしっかりキレイに見せたい」「動かすのは苦手」という方にピッタリ。 自動でピントが合う、角度が自在など、基本機能が揃っているので、安心して授業に集中できます。
仕事での利用にもおすすめです。
小型で省スペース設計のモデル
Gawervan 書画カメラ:800万画素 折りたたみ式
Gawervan
書画カメラ:800万画素 折りたたみ式

おすすめポイント
- 折りたたみ式でとにかくコンパクト
使わないときはパタッと折りたためて、引き出しやバッグにすっぽり収納できます。 - 800万画素で細かい文字もくっきり映る
書いた文字やそろばんの珠の動きなど、細部までしっかり見せたい人に向いています。A3サイズまで撮れる点も安心。 - 三段階のLEDライト付きで明るさ調整OK
明るさが足りないときでも、ライトで調整できるから見づらさナシ。夜の授業や暗めの部屋でも安心して使えます。 - USB接続で簡単セットアップ
面倒な設定をしなくても、ケーブルをつなぐだけで簡単に始められます。 - 画像の上下・左右の反転機能つき
生徒側から見た方向に合わせて映像を反転できるので、見やすさに優れています。

この書画カメラは、「なるべく場所を取らずに、すぐ使えるものがいい!」という方にぴったり。
小さくて、置き場に困らないのが魅力。さらに、明るさや向きを調整できる機能まで標準装備されていて、使い心地もよい一台です。
子どもと一緒に使いやすいモデル
iOCHOW 書画カメラ(500万画素・折りたたみ式・内蔵マイク&LEDライト付き)
iOCHOW
書画カメラ(折りたたみ式・内蔵マイク&LEDライト付き)

おすすめポイント
- 折りたためてスッキリ収納できる省スペース設計
使わない時は折りたたんで片付けられるスリムさ。限られた机のスペースも、すっきり保てます。 - 500万画素のカメラで十分な映像のきれいさ
細かく書いたノートやそろばんの珠も、しっかり見ることができる画質です。 - LEDライトと内蔵マイクで授業がもっとスムーズ
暗めの部屋や夜の授業でも、手元を明るく映せます。さらに、マイク付きで授業中のおしゃべり音声もクリアに録れます。 - USB接続で簡単スタート、余計なソフトは不要
ケーブルをつなぐだけだから、機械が苦手な人でも安心です。 - ZOOMやSkypeなど、いつものオンラインツールでOK
使い慣れているツールでそのまま使えるので、親子での授業もスムーズです。

折りたたみ&USBで手軽に使え、ライトとマイクまで付いているので、 これ1台で授業もサポートも一通りこなせます。
手元を見せながら話す必要がある授業に役立つ安心の1台です。
プロ講師に支持される定番モデル
サンワサプライ USB書画カメラ(HDMI出力機能付き) CMS-V58BK
サンワサプライ
CMS-V58BK USB書画カメラ(HDMI出力機能付き)

おすすめポイント
- 教育の現場で定評のある国内ブランド製
プロの先生も安心して使える信頼性があります。 - HDMI出力対応
パソコンなしでテレビやプロジェクターに直接つないで授業が可能。大画面で見やすく使い勝手◎。 - 800万画素の高解像度カメラ
小さな文字や細かい動きも鮮明に映し出せます。 - LEDライト搭載・露出&ピント調整可能
部屋の照明が不十分でもしっかり明るく、きれいに映せます。 - Webカメラとしても使える設計
カメラ部分を回転させるだけ。1台で手元・顔ともにカバーできて◎。 - microSDにも保存可能
PC不要でその場で写真を記録できるので、授業の見本やワークの記録にも便利です。

少しお値段は張りますが、プロの授業で使える安心の品質。
テレビにも映せるHDMI、多機能な操作パネル、静止画保存機能と、使いやすさも高評価。
持ち運び便利な折りたたみモデル
INSWAN INS-Flip 4(13MP・4K対応・折りたたみ式)
INSWAN
INS-Flip 4(13MP・4K対応・折りたたみ式)

おすすめポイント
- 超高精細な4K映像で手元が鮮明
ソニー製13MPセンサーと4K(3840×2160)により、文字や細かな動きまでくっきり映ります。 - 軽量・折りたたみ式で場所をとらない
ペンケースほどのサイズに折りたためて重さも約305g。付属のキャリーバッグに収納できるので、教室や自宅との行き来にも便利です。 - ドキュメントカメラとWebカメラの1台2役
アームをひっくり返して向きを変えるだけで、手元表示から顔や資料のWebカメラ撮影にも対応。多用途に使える設計です。 - 磁石対応の金属ベースで設置も自由自在
金属製ベースにより、壁やホワイトボードなどにマグネットで固定可能。机が狭くてもスペースを有効活用できます。 - 幅広い環境で使える即時プラグ&プレイ設計
Windows、Mac、iPad、Chromebookなど複数のOSに対応。USBをつなぐだけで動作し、ZoomやTeamsなどにもそのまま活用できます。

このIN SWANのINS-Flip 4は、持ち運びやすさ・設置の自由さを重視する方にぴったり。
教室や自宅、イベントなど、使いたい場所へ自由に運べて、その場で簡単に使える“スマートな書画カメラ”です。
なぜ「手元を映すカメラ」が必要なのか?
オンライン授業を受けていると、「先生ちゃんと見えてるのかな…」と感じる場面もありますよね。
特にノートを書いている様子や、そろばん・習字・工作など、“手元の動き”が学びの中心になる習い事では、カメラの映し方ひとつで先生の指導の精度が大きく変わってきます。
ここからは、なぜ「手元を映すカメラ」が授業に必要なのか、親御さんの目線でわかりやすく解説していきます。
内蔵カメラでは角度が悪く見えづらい
パソコンやタブレットに付いている内蔵カメラは、基本的に「顔」を映すためのもの。
そのため、机の上で書いているノートや指の動きを映そうとすると、角度が合わず見づらくなってしまいます。
「もっと近くで見せて」と先生に言われても、子どもがカメラを動かすのは難しいですし、親御さんが毎回調整するのも手間。
結果として、授業に集中できない原因になってしまいます。
手元を見せると先生の教え方が大きく変わる
逆に、手元をはっきり映せると先生の教え方も変わります。
そろばんなら指の弾き方、習字なら筆の角度、算数ならノートの計算過程まで、細かい動きを正しく見てもらえるのです。
その場で「そこは違うよ」と直してもらえるので、子どもは正しいやり方をすぐに覚えられます。
つまり、“分からないまま進んでしまう”のを防げるのです。
プロの先生も導入している「授業の常識」
実は、オンライン授業に慣れているプロの先生たちの多くは、すでに書画カメラを導入しています。
なぜなら「手元が見えない授業=伝わらない授業」だからです。
先生にとっても、生徒にとっても、「手元が見える」ことは授業の基本ですね。

プロの先生が当たり前に使っているからこそ、これからオンライン授業を受けるご家庭でも、安心して導入できるアイテムだと言えます。
選び方と使い方のポイント
「手元を映すカメラが必要なのはわかったけれど、種類も値段もいろいろあって迷ってしまう…」という方も多いはずです。
ここでは、失敗しないために押さえておきたい選び方のポイントを、分かりやすく解説します。
解像度はフルHD以上が安心
映像の解像度は「画質のきれいさ」を決めるポイントです。
フルHD(1920×1080)以上なら、ノートに書いた文字やそろばんの珠もはっきり見えます。
逆に画質が粗いと、「数字が読めない」「小さな動きが伝わらない」といったストレスが出てしまいます。
オートフォーカス機能でストレスなし
授業中は手が動いたり、ノートの位置が変わったりします。
そのたびにピントがボケてしまうと、子どもも先生も集中が切れてしまいます。
オートフォーカス機能があると、自動でピントを合わせてくれるので操作いらず。授業がスムーズに進みます。
角度調整できると「真上から」も可能
書画カメラの大きなメリットは「真上から手元を映せる」こと。
角度調整できるタイプなら、ノート全体を俯瞰で映したり、ピアノの鍵盤を横から映したりと柔軟に対応できます。
「欲しい映像を欲しい角度で映せるか」が選ぶときの大事な基準です。
USB接続なら設定いらずですぐ使える
機械が苦手な親御さんでも安心なのが「USB接続タイプ」。
パソコンやタブレットにケーブルを差し込むだけで、そのままZoomやTeamsで使えます。
ドライバーのインストールや難しい設定がいらないので、買ってすぐ使える手軽さがあります。
便利に使う工夫(照明・三脚・背景)
カメラ本体だけでなく、ちょっとした工夫でさらに見やすくなります。
- 照明を足す:手元にライトを当てると、影が消えて見やすさがアップ。
- 三脚やスタンドを活用:机のスペースに合わせて設置が安定します。
- 背景をシンプルにする:手元を映すときに下に白い紙やマットを敷くと、鉛筆の文字や細かい動きがはっきり見えます。
→ 特にノートやプリントが暗めの机に置かれると見づらいので効果的。
こうした工夫を取り入れるだけで、授業の質はぐっと上がります。

こうした工夫をちょっと取り入れるだけで、今ある環境をもっと快適にして授業の質を上げることができます。
こうした工夫を少し取り入れるだけで、授業はぐっと快適になります。
さらに詳しく「オンライン学習の環境づくり」を知りたい方は、
オンラインそろばん教室のメリット・デメリットとは?集中力の不安を解消する学習環境の整え方をご覧ください。
まとめ|授業の質を上げるなら「書画カメラ」は必須
オンライン授業では、ノートや指の動きなど“手元がしっかり見えること”が授業の質を大きく左右します。
- 内蔵カメラでは角度が合わず見えづらい
- 手元が映ると先生の指導が分かりやすくなる
- プロの先生たちも当たり前に使っている
これらの理由から、「書画カメラ」を導入することはもはや必須だと言えます。
しかも今は、
- コスパ重視のモデル
- 高画質で細部まで映るモデル
- 省スペース設計や持ち運びしやすいモデル
など、親御さんの家庭環境やお子さんの授業スタイルに合わせて選べる時代です。

手元が見えるだけで授業の理解度は大きく変わります。
オンライン学習をサポートする書画カメラは、子どもの学びを支える“第二の先生” だと思って選んでみてください。
書画カメラは一度購入すれば長く使えるのでコスパの良い投資ですが、そもそもの習い事費用について気になる方も多いはずです。
そんなときは、安いオンラインそろばんのメリット・デメリットを本音で解説!後悔しない選び方【2025年版】 をチェックしてみてください。