
記事作成者

そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。幼少期に通った4年間のそろばん教室でフラッシュ暗算を習得。以降20年の社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
わが子に合った習い事を見つけたいけれど、興味を持って続けられるか不安…


よく聞くお悩みですよね。
特にグレーゾーンのお子さまには、安心して楽しく取り組める環境が大切です。

そして、お子さまにあった興味を持てることが見つかれば、楽しみながら、自己肯定感も高まりますよ。
本記事では、無理なく夢中になれる習い事を5つ厳選し、その効果や私の持論も交えてご紹介。
お子さんの笑顔と自信を引き出す「楽しい学び方」をぜひ見つけてください。
↓好きな所だけ選んで読めます↓
グレーゾーンの子どもは才能だらけ
私は、本来「グレーゾーン」という言葉を使うのはあまり好きではありません。
ただ、この記事ではわかりやすさのためにあえて使用しています。
また、「発達障害」という言葉も優劣を感じさせる印象があり、いつかなくなってほしいと思っています。
人にはそれぞれ個性があり、得意や苦手があって当然です。
言葉は苦手でも記憶力が抜群の子や、時に癇癪を起こしても好奇心旺盛な子がいます。
こうした個性が、ある程度のバランスの中に収まっていれば「普通」とされ、どちらかが少し強すぎたり弱すぎたりすると「グレーゾーン」と呼ばれることもあります。
でも、それは単に「個性の延長線上」だと思うし、そうした個性が、まさに才能の原石だと思います。
その才能を見つけて伸ばしてあげることで、きっと誰よりも輝く存在になれるはずです。

詳しい想いは、noteにも書いていますので興味があれば読んでください。
おすすめの習い事5選
グレーゾーンを疑われる子ども達の多くは、自分の興味あることと無いことがはっきりしています。
無料体験など、少しでも習い事に触れる機会を作れたら、目の輝きや表情からすぐに興味の有無はわかるのではないでしょうか。
イラスト教室
オンラインイラストはオススメの習い事。
レゴブロックやお絵描きに夢中になってゼロから創作する遊びが好きな子どもにピッタリです。
子どもの個性を伸ばしながら、将来必須になるITリテラシーが身につき、カリキュラムを通してイラスト作品を発表したりオンライン販売をする機会もあります。
自分でゼロから作ったものや表現した作品を、見ず知らずの誰かがお金を出してくれる経験は一生忘れないでしょう。
自信を持って自分自身を表現できるようになり、自己紹介や言葉で自分の気持ちを伝えることも好きになります。

人前に出て自分の考えを発表することや、言葉で伝えることに苦手意識がある子どもに挑戦してほしい。
制作からオンライン販売までの体験は、子どもに大きな自信になると思いませんか?
STEAM教育
今注目されているのが「STEAM教育」です。
STEAM教育とは?
STEAM教育は、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)を取り入れた学びの方法です。この教育は、子どもが色々な分野を幅広く学ぶことができ、問題解決力や創造力を伸ばすことができます。
これからのデジタル社会では、科学やIT技術が大きな役割を持つため、世界中で推奨されている教育。
思考力や想像力、そして物事への興味「なぜ?」の原動力を引き出します。
毎月届く「キット」とアプリを併用するので、「知的を刺激するわくわく」が毎月持続しやすい仕組みです。
しかも、受講料も通常の習い事と比べると安価なため、塾の掛け持ちにもオススメ。

STEAM教育のススメは、別記事にも書いてありますので、興味あれば読んでみてください。
そろばん
そろばんは、子どもが夢中になりやすい習い事のひとつです。
先ほどのnoteにも書いてましたが、「グレーゾーン」という言葉が今ほど一般的だったら、きっと子どもの頃の私もそう言われていたと思います。
そんな私でも、そろばんに出会ったことで、誰にも負けない暗算力を身につけることができました。
得意なことがひとつあるだけで、自信が生まれます。そのおかげで、苦手なことにも前向きに取り組めたと感じています。
そろばんの良さは、まず「集中力が育つこと」です。
問題を解いている間は、数字とそろばんに集中し、頭の中で「覚える→計算する」を何度も繰り返します。
「集中して、答えを書く。そしてまた集中する」というサイクルの中で、自然と集中力が鍛えられていきます。
もうひとつの魅力は、「計算のプロセスが見えること」です。
そろばんは指で珠を動かして計算するため、数字を目で見て、手で触れて、体で理解することができます。
これは、学校の授業のように数字を抽象的に捉える方法とは異なり、より実感を伴った理解に繋がります。
この「奥行きのある理解」は、大人になったときにも大きな力になります。
たとえば、ビジネスで売上やデータを読むときに、数字の流れを感覚的にとらえる力が役立ちます。

これこそが、私がそろばんをおすすめしたい理由です。
オンラインそろばんについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
プログラミング
今後の社会でなくてはならないスキル「プログラミング」
プログラミングには難しいイメージがあるかもしれませんが、難易度にも幅があります。
エクセルで、「Aというボタンを押すとBという動作を行う」というのもプログラミングです。
自分で操作しなくても勝手にパソコンが処理してくれるような指示を出せると、様々な場面で作業を効率化できます。
このデジタル社会では、もっと効率化させることが加速していくため、子どもが成人した頃には必須になるでしょう。
また、いろんな作業や仕事で問題が発生した時に、「◯にしたら✗になる、だから次は△になったら□にすれば良い」というプログラムを組むように問題解決策を考えることができます。
いわゆる問題解決力です。
仕事をする上で重要視されるスキルが、プログラミングには詰まっています。

プログラミングを通して『どうすればうまくいくか』を試行錯誤する経験。勉強や暮らしの中でも役立つ問題解決力や論理的思考力が身につきます。
音楽・ダンス教室
音楽やダンス教室も、子どもが自信を持って輝くきっかけになると思います。
ほとんどのケースで、音楽やダンスは子どもも楽しんで参加できますし、学校などの発表会などで披露する場があれば、みんなから応援や拍手喝采をもらうことで自己肯定感が高まりやすい。
自由に表現できる場や手段が持てると感情を発散することもできて、心のバランスも保てるでしょう。

曲や振付を覚える中で、集中力と粘り強さが養われ、達成感も得られます。
楽しく続けるためのポイント
次にグレーゾーンを疑われる子どもが、楽しく続けるためのポイントです。
あくまで私の子どもの場合ですが、できるだけ応用できるように解説します。
ゲーム要素を取り入れる
当たり前ですが習い事は、すぐに習得できるわけではありませんよね。
何度も失敗をしながら出来るようになりますが、その失敗が続くと楽しめなくて続かなくなります。
その場合、習得までをいくつかの段階に分けて1つづつクリアしていく感覚を取り入れます。
例えば自転車の習得でも、いきなりすぐに乗れるようになるわけではないので、
- ペダルに足を乗せる
- 地面を蹴って進む
- 進んだらブレーキを使う
- 進んで、くねくね曲がってブレーキを使う
- ペダルを漕いで進んだらブレーキを使う
- ペダルを漕いで進んだら、曲がってブレーキを使う
こんな風に自転車に乗れるまでを細分化して、クリアしながら進むと失敗が少なくなり、小さな成功が増えます。
これがゲーム要素を取り入れて、1つずつクリアしながら習得していきたいですね。
少人数制を選ぶ
グレーゾーンを疑われる子どもは、コミュニケーションが得意でなかったり、空気を読むことが難しいと感じることがあります。
大人数で同時に授業を受けると、ストレスを感じる場合があるため、少人数制の方が向いているかもしれません。
特にオンラインの少人数制は、自宅でリラックスして取り組めるため、さらに適しています。
以下の3つのポイントが、少人数の習い事を選ぶ際に役立ちます。
一人ひとりに合わせた指導
少人数制であれば、講師が子どもの特性やペースに合わせた指導を行いやすくなります。
それぞれのペースで学べるため、習得のスピードを気にせず、無理なく楽しく続けやすくなります。
発表の機会が増える
少人数の環境では、発表したり意見を言う機会が多く、子どもが自分の気持ちを伝えやすくなります。
この経験が少しずつ自信につながり、自己肯定感の向上に役立ちます。
安心できる環境
大人数の授業では周りの空気やペースを気にしてしまうこともありますが、少人数だとその心配が少なくなります。
さらに、オンラインであれば自宅のリビングなど、慣れた環境で参加できるため、リラックスして学習ができるでしょう。
得意なことと苦手なこと
グレーゾーンを疑われる子どもにとって大切なことは、理解ある環境でのびのびと力を発揮できる場を用意してあげることだと私は思います。
そのためには、まず親御さんが発達障害やグレーゾーンという言葉への隠れた偏見を持たないこと。
冒頭でもお伝えしましたが、人にはそれぞれ「得意なこと」や「苦手なこと」があります。
「得意なこと」とは、他の人と比べて「簡単にできる」と感じたり、「楽しく取り組める」ことです。
得意な分野では工夫を重ねながら夢中になり、自然と「好き」と「強み」が融合していきます。
これが、子どもにとっての「得意なこと」のベースです。
一方、「苦手なこと」は、努力が必要だったり、モチベーションが続かない分野です。
しかし、苦手なことがあるからといって、子どもが全体的に不得意なわけではありません。
得意と苦手は分野ごとに異なり、すべての面で同じ力を発揮する必要はないのです。
好きなことを伸ばしてあげることで、子どもは自信を持ち、自己肯定感も高まります。
平均を目指すよりも、その子らしい「得意なこと」を見つけ、伸ばしてあげたいですね。
才能を見つけるために無料体験
お子さまの才能を見つけるためには、まず気軽に始められる環境が大切です。
実際に体験してみて、どんな分野に興味や得意を見出せるかを一緒に確認してみませんか?
今なら無料で体験できるプログラムをご紹介していますので、お子さまにピッタリの一歩をぜひお試しください。
まとめ
お子さまの「得意なこと」を見つけて、無理なく楽しんで成長できる環境を整えることは、自己肯定感や自信を育むうえでとても大切。
特に、グレーゾーンが疑われるお子さまにとっては、得意な分野を伸ばす習い事や体験が自信につながります。

我が子の才能を発見するためには、まずは「試してみる」こと。
無料体験を通じて、お子さまが本当に楽しめるジャンルを見つけてあげましょう。