
記事作成者

そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かすアラフォーのそろばん経験者で、そろばん啓蒙活動家(2級)。「人生に役立つ人間教育としてのそろばん」を軸に、社会人生活で「そろばんをやっていて良かった」と実感する日々の体験をお伝えします。
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習い事はいくつがちょうどいいの?

多くの家庭が悩むポイントです。
結論を先に言うと、基本は1〜2個、週合計は3回以内が無理のないラインです。
とはいえ、生活リズムや性格で“ちょうど良い”は変わります。
そこで本記事では、30秒診断で“あなたの家の適正数”を判定。
続けて、
- 結果別のアドバイス
- 時間割の型(平日型/週末型)
- 費用の目安と家計ルール
- 辞め時のサイン
これらをすぐに参考にできる形でまとめました。
まずは診断で今の状態を見える化。
そのあと時間の型を選んで、無料体験を予約してみましょう。
迷いがスッと消え、続けやすい形が見えてきます。
↓好きな所だけ選んで読めます↓
結論:基本は「1〜2個」+週合計3回以内
迷ったら、このラインを“基準”にしてください。
低学年・高学年ともに「1〜2個」、かつ週あたりの通い(受講)合計は3回以内。
これが、睡眠・宿題・遊び(自由時間)と両立しやすい目安です。
なぜ“1〜2個・週3回まで”がちょうどいい?
睡眠・宿題を優先
過密にすると朝の不機嫌や未提出が増えることがあります。
自由時間を確保
余白があるほど意欲と集中が上がり、長く続くことが多い。
送迎負担を最小化
無理のない時間で生活リズムが崩れにくく、定着しやすい。
学年別のざっくり指針
- 小学1〜3年:1〜2個/週2〜3回まで。
まずは短時間×自宅で学習のリズムを作る。
- 小学4〜6年:1〜2個/週2〜3回まで。
塾・宿題と合わせて上限を管理する。
組み合わせのコツ
小学生3〜4年生ぐらいまでは、学習と運動の2個がバランス良し。
- 平日:学習系(オンライン30分〜60分)
- 週末:運動系(近場で60分)

兄弟がいる家庭は、それぞれバラバラに送迎していると親が疲れます。
できればオンラインの日と送迎の日で合わせられるといいですね。
例外ルール(調整が必要なケース)
ただし受験シーズンは例外です。
習い事を塾+軽い運動の計1〜2本に絞り、勉強と睡眠を最優先にしましょう。
また発達特性の傾向がある場合は、まず没頭できる1つに集中します。
もし余裕があるようなら、負担を抑えるように短時間で自宅でできる範囲で検討します。

30秒診断:あなたの“適正数”を判定
まずはサクッと現状チェック。
はい=2点/いいえ=0点
で合計してください。
Q1|就寝時刻
平日の就寝は21:30までをだいたい守れている。
- はい(2点)
- いいえ(0点)
Q2|宿題・学習時間
宿題+家庭学習で30〜60分を毎日確保できている。
- はい(2点)
- いいえ(0点)
Q3|送迎の負担
送迎は片道15分以内、またはオンライン受講で回せる。
- はい(2点)
- いいえ(0点)
Q4|自発性
子どもが楽しみにして自分から準備する習い事がある。
- はい(2点)
- いいえ(0点)
Q5|疲労サイン
朝の不機嫌・だるさ、未提出・忘れ物などの傾向がほぼ出ていない。
- はい(2点)
- いいえ(0点)
診断結果(合計点はいくつ?)
- 0〜2点:1個からスタート
まずは生活リズムの安定を優先 - 3〜6点:1〜2個
週合計2回を目安にしましょう - 7〜10点:最大2個まで
2週間ほど無料体験等で様子を見ながら増やす。
診断で6点以下だった方は、
短時間×自宅で始められる習い事から。
結果別アドバイス
診断結果に合わせて、今日から動ける「次の一歩」を短くまとめました。
迷ったら睡眠と宿題の確保を最優先に。
1個スタートが向く人
まずは短時間×自宅から。生活リズムを整えつつ、続けやすさを確認します。
- 形式:オンライン40分程度/週1
- 固定:就寝21:30目標・宿題は帰宅後すぐに30分
- 時間帯:夕食前または土曜の午前中
- ツール:タイマー・準備物の定位置化(片付け5分)
- 見直し:2週間運用し、朝機嫌・未提出・睡眠の3指標でチェック
1〜2個が回る人
学習×運動の「軸かぶり回避」で、負担を増やさず効果を分散します。
- 組み合わせ:学習(オンライン40分)+運動(近場60分)
- 配置:平日1回(学習)+週末1回(運動)=週合計2回
- 兄弟対策:同時間帯・同施設に寄せて送迎を一本化
- 家計:「月1万円/1人」など上限を先に決め、増やすときは入れ替え方式
- 見直し:学期ごとに回数・曜日を再調整(行事の多い月は一時減らす)
最大2個までOKな人
欲張りすぎず、まずは仮運用で“本当に回るか”を確認します。
- 上限:最大2個+週合計3回以内
- 仮運用:無料体験→曜日違いで2回→2週間だけ本番同様に回す
- 判定:3指標(朝機嫌・未提出/忘れ物・就寝時刻)のうち2つ以上が週2回乱れたら過負荷
- 調整:回数を半分→時間帯/曜日変更→オンライン置換の順に軽くする
- イベント期:運動会・発表会・テスト前は一時的に1本へ圧縮
時間割テンプレ
平日型と週末型の2案だけに絞りました。
兄弟は同時間帯・同場所に寄せると、送迎と準備の負担が一気に下がります。
平日型:送迎少なめで回す
- 月:学習系(オンライン40分)17:30–18:10
- 水:運動系(近場60分)17:00–18:00
- 金:フリー(宿題+自由時間)
- 週末:家族時間/イベント/休息

平日は渋滞&疲れが出やすいのでオンライン中心に。
兄弟は同じ時間帯で並行受講だと負担が軽くなります。
週末型:共働き向けに集約
- 土:運動系 10:00–11:00(送迎1回に集約)
- 日:学習系(オンライン40分)9:00–9:40
- 平日:宿題+家庭学習30分のみ

送迎は週1回に圧縮。もう1本は自宅で回すと破綻しにくい。
費用の目安と家計ルール
習い事で、
1つあたり:月4,000〜10,000円
2つで:月8,000〜20,000円+交通費・大会費が目安です。
上振れを防ぐため、はじめに「月1万円/1人」などの上限ルールを決めておきましょう。
固定費を増やさないための3つの工夫
- 入れ替え運用:増やす前に1つ減らす
同時並行で固定費を膨らませない - 隔週・月2回コース:“まずは続くか”の見極めに最適
検定費や大会費も抑えやすい - 無料体験は曜日違いで2回
生活リズムとの相性をチェックしてから本申込
やめ時のサイン&見直し手順
朝の不機嫌・未提出(忘れ物)・眠気が2週間続いたら黄色信号。
下の順で軽くし、改善しなければ一度やめます。
- 回数を半減(週2→週1など)
- 時間帯・曜日変更(夕方→朝/土日午前)
- オンラインに置換(送迎負担と刺激をカット)
- いったん終了(再開の余地は残す)
子どもとの伝え方テンプレ(短文例)
- 「いまは少しだけ回数を減らして、元気に続けられるか試してみよう。」
- 「時間をお引っ越ししてみよう。夕方が大変なら、土曜の朝に変えてみるね。」
- 「一回お休みしてリセットしよう。落ち着いたら、また体験から試せるよ。」
ケース別ガイド
よくある3タイプにしぼって最適解を提示します。どれか1つに当てはめて設計すると迷いが減ります。
共働き家庭
- 基本:送迎1本+オンライン1本(週合計2回目安)
- 時間術:夕食準備中の40分オンラインを固定枠に
- 兄弟:同時間帯・同施設で送迎一本化(行きと帰りで役割分担)
受験期(高学年)
- 構成:塾+軽運動の1〜2本に圧縮
- 最優先:睡眠と宿題の確保(21:30就寝目標)
- 調整:テスト前・行事月は一時的に1本へ
特性配慮(グレーゾーン傾向)
- 軸:没頭できる1本を中心に据える
- 2本目:短時間・少人数・自宅でできるもの(刺激を減らす)
- 環境:静かな部屋・同じ時間帯・準備物の定位置で安心感を作る
よくある質問(Q&A)
-
低学年で2つは多い?
-
週合計3回以内に収まるならOKです。睡眠と宿題が守れるかを判断軸にしてください。
-
途中で増やす時の注意点は?
-
2週間の仮運用を。朝の機嫌・未提出・就寝時刻の3指標のうち2つ以上が週2回乱れたら過負荷=見送り。
-
兄弟で好みが違う時は?
-
時間帯をそろえつつメニューを分けるのがコツ。同じ施設/同じオンライン枠に寄せて親の負担を下げます。
-
続かない原因は“内容”以外もある?
-
あります。多くは時間帯・距離・先生との相性。曜日変更やオンライン置換で改善するケースも。
また子ども自身の得意な学び方や、脳へのインプット特性が違うと続きにくいということもよく言われます。
インプット特性については、noteで記事にしていますので詳しく知りたい方はどうぞ
まとめ:今日やることチェック
迷いを一気に減らすには、
診断 → テンプレ反映 → 体験予約の3ステップが最短です。
行動リスト
- □ 診断点数をメモ(0–2=1個/3–6=1〜2個/7–10=最大2個)
- □ 時間割テンプレを1案決定(平日型 or 週末型)
- □ 無料体験の予約(生活リズムに合うか確認)
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