子どもの習い事、他のご家族が将来のためにどのくらいかけているのか気になりますよね。
最近の小学生向けの習い事って、種類も費用もたくさんあって、どれが子どもにあっているのか迷います😢
この記事では、小学生の習い事の平均費用は17,571円というデータを元に、オンラインと対面の習い事の費用差を比較。
さらに、コスパのよい習い事の選び方や、無料体験を活用した賢い方法まで解説します。
子どもの成長を支えるため、そして家計にも優しい習い事を探すヒントにご覧ください。
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小学生の習い事の費用平均は17,571円?
2023年の5月に株式会社大黒屋が「子どもの習い事について」を調査した結果では、小学生向けの習い事の平均費用は月々17,571円です。
4歳から高校生の子どもの習い事の費用について調べたところ、月謝合計の平均は18,627円でした。
年齢別に見ると、4〜6歳の未就学児は10,146円なのに対し高校生は24,449円と、年齢が上がるにつれて少しずつ増えています。
【公式】大黒屋
このデータから小学生だけを抜き出すと17,571円となりましたので、ここではこちらで表記させて頂きます。
また調査方法によって多少差がありますが、他の調査結果を見ても1万5千円〜1万8千円前後でしたので概ね正しいと思います。
この金額が高いか安いかは家庭によって分かれるところです。
そして実際はオンライン習い事と対面の習い事でも、大きな費用差がありました。
一般的に対面で授業を受ける習い事と、通信講座やオンライン教室の習い事をまとめると、
身体や楽器を使うものは、オンラインだと難しい場面もあるので対面の習い事が多くなります。
通信教材やオンライン習い事の費用は、月額約3000円〜10,000円程度。
一方、対面の習い事は5,000円〜20,000円程度かかることが一般的です。
もちろん授業時間や回数でも異なりますが、一般的に通信やオンライン習い事の方が月謝は安い傾向にあります。
この違いは、コスパ良く習い事を選ぶための大切なポイントになります。
17,571円の費用とその背景
この費用の17,571円には、習い事によってかかるさまざまな費用が含まれていますね。
たとえば、対面指導の習い事では、講師による直接指導が受けられるメリットがある一方で、施設の維持費や講師の人件費が含まれるため、費用が高くなる傾向があります。
一方、オンライン習い事は、施設の運営費や教室の家賃が不要なうえ、講師のスケジュールを効率よく活用できるため、固定費を抑えられます。
また、教材がデジタル化されていることや、交通費がかからない点でも、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
家庭ごとの習い事の選び方
家庭ごとに、予算や子どもの興味、時間の使い方に応じた習い事の選び方があると思います。
私が考える習い事の選び方は、「子どもが興味を持つ、楽しんで夢中になれる」というのが前提ですが、親がサポートをやりきれるかという点も大切だと思っています。
忙しいご家庭や、教育に熱心なご家庭も、それぞれ親が習い事の教室や費用対効果などでモヤモヤする環境では難しいですよね。
- 忙しい共働きの家庭や費用重視の家庭
通学不要で家計への負担を減らせる一方、教材も充実しダウンロードで完結するオンライン講座も増えています。忙しい親御さんや費用を抑えたいと考えるご家庭も多いです。 - 直接指導を重視する家庭
講師との対話や他の子どもとの交流も大切にしたい家庭は、対面の習い事が向いていると思います。熱心に教育に付き添える場合で、お子様も興味を持って夢中になれると必ず成長のきっかけになるでしょう。
習い事選びのポイント
習い事を選ぶ時は、しっかり無料体験を活用することをおすすめします。
まずは、ほとんどの習い事で実施されている無料体験で子どもが興味を持てるかどうか、先生との相性も確認し、コストと見合うかどうかを確認してください。
次に子どもにも身体の健康と心の健康が必要ですよね。
習い事を複数組み合わせる場合は、勉強の習い事とスポーツ系やアウトプットして表現する系の習い事の組み合わせが良いでしょう。
私の子どもは、外の活動と中の活動のバランスを保つことで、双方に良い影響があると感じます。
そろばんで集中して入り込む時間を過ごし、水泳で身体を動かしながら小さな達成感で脳を発散しているようにみえて、今はどっちの習い事の時も、のびのびと楽しんでいます。
また2つの習い事の場合、費用が家計を圧迫しないようにオンラインと組み合わせるのも一つの方法です。
また習い後の数についても記事にしていますので、気になったら以下ページもご覧ください。
オンライン習い事の費用が安い理由3選
オンライン習い事が対面よりも安い理由はいくつかあります。
まず、塾やスクールの運営費が抑えられている点です。
教室を構える必要がないため、施設使用料や光熱費などが発生しません。
さらに、講師も効率良く稼働できるため、より多くの生徒を同時に指導することが可能で、人件費を分散させることができます。
また、教材のデジタル化も大きなコスト削減要因です。
紙の教材やプリント、教材の保管や運搬費が不要なため、コストが削減され、その分月謝が低く抑えられています。
これらの理由により、オンライン習い事の月謝は対面よりも安価で、家計に優しい選択肢として人気があります。
オンラインが向いているお子さんの特徴
オンライン習い事が特に向いているのは、デジタルツールが身近にある環境で育っているお子さんです。
親御さんが仕事でPCを使っているなど、家庭にiPadやPCが日常的にある場合、子どもも自然とデジタルツールに慣れ、オンライン授業への抵抗が少ない傾向があります。
このような環境が整っていれば、オンラインでの学習もスムーズに進み、子どもにとってストレスの少ない学習環境が作りやすくなります。
これからのデジタル社会では、必要不可欠ですし、いずれスマホを持つので、早いうちから触れておいた方がよいでしょう。
対面の小学生向け習い事の費用が高額になる傾向
対面の習い事が高額になりやすい理由には、いくつかの要因があります。
まず大きな理由は、運営施設の維持管理費がかかること。
教室やスタジオの賃料、光熱費、設備維持費などが、どうしてもコストになりますよね。
さらに、講師が一度に指導できる生徒の数が限られるため、生徒一人当たりの費用も高くなりがちです。
対面指導では、生徒一人ひとりに細かい指導を行いますし、特に個別指導や少人数制は費用がかかります。
しかし、その分、対面の習い事にはオンラインにはない強みがあります。
習い事中の表情や仕草など、子どもの心情を直接読み取りやすく、細かい指導が可能です。
講師が子どもの反応に合わせて指導を行うことで、成長や理解を深めやすい環境になります。
対面の習い事が向いている子供の特徴
このような対面指導に向いているのは、どんなお子さんでしょうか。
- コミュニケーションが好き、またはコミュニケーションを欲している子ども。
対面の習い事では、講師やクラスメイトとの交流が自然に増えるます。人と関わることで元気になれる子どもには向いています。 - 友人や先生とのやり取りの中で学べる好奇心の強い子ども。
授業中の会話や一緒に過ごす時間から、社会性や協調性を学ぶことができるため、オンライン以上に成長の機会があります。
また、細かい指導が必要なスポーツや、芸術系の習い事は対面の方が有効だと思います。
講師の動きを真似したり、講師が手の振り方を具体的に指導ができるため、水泳やサッカー、楽器などを学びたいお子さんにおすすめです。
相場は?小学生の習い事費用の実例をチェック!
他の家庭が実際にどれくらいの費用をかけているかを知ることは、習い事選びの参考になります。
以下に、いくつかの代表的な習い事とその月謝の平均例を紹介します。
- 英会話教室:月額8000円〜12000円
英語教育に力を入れる親御さんは多く、特に早い時期から始める家庭では、毎月の月謝が1万円を超えることも少なくありません。
- ピアノ教室:月額7000円〜10000円
音楽の習い事として人気が高く、楽器購入やメンテナンス費用が別途かかる場合もありますが、基本的な月謝はこの範囲です。
- 学習塾(対面):月額15000円〜30000円
小学生から中学受験を考えている家庭が多く、学習塾への投資が高くなる傾向があります。週2回以上の通塾の場合は特に高額になります。
- スポーツクラブ(サッカー、体操など):月額5000円〜10000円
運動系の習い事では、スポーツクラブの月謝が比較的リーズナブルです。チーム活動や試合に参加する場合、別途ユニフォーム代や交通費が必要な場合も。
- そろばん教室:月額3000円〜8000円
計算力や暗算力を養うために人気のある習い事で、比較的月謝が安いのが特徴です。
無料体験を活用して習い事を賢く選ぶ!
最近は、運動系でも学習系でも、ほとんどの習い事で無料体験ができます。
子どもの習い事を始める前の、習い事の雰囲気やレベル感、講師との相性を判断するチャンス。
気になる習い事があれば、まずは無料体験に参加して、いくつかのポイントで確認しましょう。
授業内容のレベルが合っているか?
子どもが、その習い事を無理なく、かつしっかり学べるレベルかどうかを見極めることが重要です。
授業が難しすぎると子どもがついていけず、逆に簡単すぎると飽きてしまいます。
無料体験で授業の進め方や内容が子どもの年齢や興味に適しているかが確認ポイントです。
子どもが興味を持っていそうか?
無料体験の間、子どもの表情や反応に注目してください。
目を輝かせながら取り組んでいるか、授業を楽しんでいるかも、とても大切なポイントです。
もし子どもが夢中になって取り組めていたら、その習い事を長く続けるモチベーションになります。
クラスや授業の雰囲気
授業の雰囲気が、子どもにとって心地良いかどうかも大切です。
クラス全体の雰囲気が緊張していたり、集中しづらい環境ではないかを確認しましょう。
特に対面の場合は、他の生徒との関係性が子どもらしく過ごせるか見ておくと良いです。
講師との相性
講師と子どもの相性も、習い事を続ける上で非常に重要なポイントです。
講師が子どもに親しみやすく、質問しやすい雰囲気を作っているか、また講師が子どもの興味や理解度に応じたフィードバックをしているかをチェックしてください。
コミュニケーションが良好であれば、子どもは授業をより楽しめます。
柔軟性やサポート体制
習い事のスケジュールやサポート体制も忘れずに確認しましょう。
特にオンラインの場合、録画授業があるか、欠席時のフォロー体制が整っているか等も聞いてみてください。
忙しい家庭では、時間の融通が利く習い事の方が続きやすいため、授業の振替ができることを強みとしている教室もあります。
まとめ:無料体験を活用してベストな選択を
小学生の習い事の平均費用は17,571円というデータからもわかるように、習い事には多くの費用がかかります。
しかし、選び方次第で家計への負担を軽減できそうです。
対面の習い事は、直接コミュニケーションが取れる反面、費用の負担が大きく、オンライン習い事は、時間と費用の負担が少ないことがメリット。
両方のメリットを理解しながら、子どもにぴったりの習い事を選ぶために無料体験を活用して、まずは子どもが楽しめる環境かどうかを確認しましょう。
授業内容や講師との相性、そしてクラスの雰囲気もしっかり見極めることが大切です。
最適な習い事を選んで、子どもの成長をサポートしながら、家計にも優しい選択肢を見つけましょう。