そろばん学習

ちびっこそろばんのレベルと内容を解説!スタートセットの進め方

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ちびっこそろばんのレベルと内容を解説!スタートセットの進め方

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そろばん先生

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フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。

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こんな疑問を持つ方へ。

ちびっこそろばんって、実際どんな教材?

子育てママ1
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年齢やレベルに合ってるか不安…

子育てママ2
子育てママ2

この記事では、そろばん未経験のお子さまでも安心して学べる「ちびっこそろばんスタートセット」の内容やレベルの違いを、保護者目線でわかりやすく解説します。

教材の特徴から学習の進め方、つまずいた時の対処法、さらにはオンライン教室という選択肢まで、迷わず始められる情報をしっかりまとめました。

お子さまに合った最初の一歩がきっと見つかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

ちびっこそろばんとは?未就学児から使える人気教材

「そろばん」と聞くと、小学生や中高生が使うイメージを持っている方も多いかもしれません。

でも実は、3歳ごろの小さなお子さんでも始められる教材があるんです。

それが「ちびっこそろばん

ここでは、この教材がどんなものなのか、対象の年齢や学習の目的、そして具体的にどこまで学べるのかについて、わかりやすくご紹介していきます。

ちびっこそろばんってどんな教材?

「ちびっこそろばん」は、数字やそろばんに初めて触れる子どもたちのために作られた、やさしく・楽しく・続けやすい教材

また、日本珠算連盟も入門教材として推奨している、安心して始められる教材です。。

特徴的なのは、大人が見ても「これなら教えられるかも」と思えるような、シンプルで丁寧な内容になっていること。

全部で0巻から11巻までの全12巻で構成された教材です。

数の基礎から始まり、簡単なたし算・ひき算、そして最終的には3級レベルまで、順を追って無理なく学べるように作られています。

なかでも、最初に取り組む基本セットが「スタートセット」と呼ばれるもので、これは0巻から3巻までの4冊が含まれます。

そろばん先生
そろばん先生

テキストだけでなく、復習用の「おさらいプリント」も付いており、学んだことをその日のうちに確認しながら進められるのもポイントです。

対象年齢や学習目的は?

このスタートセットは、未就学児(3歳〜6歳)くらいの子どもを対象にしています。

特に、「数字に少しずつ興味が出てきた」「手を使って何か学ばせたい」といったタイミングにぴったりです。

学習の目的は、ただ計算ができるようになることではありません。

  • 数字を身近に感じること
  • 考える力の土台を育てること
  • 学ぶことの楽しさを知ること

が大きなゴールになっています。

そろばん先生
そろばん先生

はじめは「遊び」の延長のように取り組みながら、いつのまにかそろばんの基礎が身についていく。

そんな自然な学びが、この教材の魅力です。

どこまで学べる?対応レベルと内容の概要

「ちびっこそろばん」は、0巻〜11巻の全12冊で構成されており、3級レベルまで対応。

具体的には、次のようなステップで進んでいきます。

  • 0巻:数字の書き方や、そろばんの持ち方・指の使い方からスタート
  • 1巻〜3巻:10の分解や5の分解といった数の基本的な考え方
  • 4巻以降:段位制に対応した「〇級」と呼ばれる本格的な内容に進んでいきます(10級〜3級)

すべての内容が子どもの習熟段階に合わせて段階的に設計されており、無理なくステップアップできるようになっています。

特に0巻〜3巻までは、「親がそばでサポートしながら、一緒に楽しく進められる」設計になっているため、自宅学習の入門教材としても非常に使いやすい教材です。

0巻〜3巻までのスタートセットは、
こちらで購入できます


スタートセットの構成とレベル別の学習内容

「ちびっこそろばんって、すごく丁寧に作られているんだな」と感じていただけたかもしれません。

ここからは、その教材の中心であるスタートセットの中身と、それぞれの巻で学べるレベル別の学習内容について、もう少し詳しく見ていきましょう。

全12巻の構成で、ステップアップがしやすい設計

「ちびっこそろばんスタートセット」は、0巻から3巻までの全4冊とおさらいプリント集4冊の全8冊のセット。

初めてそろばんに触れる子でも、数字や道具の扱い方から少しずつレベルアップしていけるよう、段階的にカリキュラムが組まれています。

各巻ごとにテーマが明確に分かれていて、「これができるようになったら、次へ進もう」という小さなゴールが設定されているのも特長です。

そろばん先生
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各巻に対応する「おさらいプリント」(14級~11級)を使えば、復習もばっちり。

学習の定着度を確認しながら、次のステップに進めます。

レベル別に見る、各巻の学習内容とねらい

ここでは、0巻〜3巻の内容を中心にご紹介します。

この部分が、まさに「スタートセット」としてそろばん始めにぴったりなパートです。

0巻:数字の練習・そろばんの持ち方・指使い

学習の入り口となる巻です。

数字の書き方や読み方から始まり、そろばんをどう持つか、指の動かし方などそろばんの基礎の“き”を身につけます。

ここでしっかり道具に慣れることで、次の巻への抵抗感がぐっと減ります。

1巻:10の分解

数の「まとまり」に初めて触れる巻。

「10は5と5」「7と3で10」など、10を作るためのいろいろな組み合わせを視覚的に学びます。

計算に進む前の“数の感覚”を育てる大事なステップです。

2巻:5の分解

今度は「5」に注目します。

「5は2と3」「1と4で5」など、小さな数のまとまりを理解することで、そろばん独特の数え方に自然と慣れていきます。

3巻:10と5を使った加減算のはじめの一歩

ここまでで学んだ「10」と「5」の分解を活用し、簡単なたし算・ひき算にチャレンジ。

まだ繰り上がり・繰り下がりは出てこないので、計算の楽しさを感じられる入門編としてちょうどよいレベルです。

このように、ちびっこそろばんのスタートセットは、知識ゼロの子どもでもムリなく自然に学びを進められる構成になっています。

保護者が横で見守りやすい教材設計なので、「子どもと一緒に学ぶ時間」も作りやすいのが嬉しいポイント。

実際のスタートセットは、Amazon・楽天などで購入可能。内容を見てみたい方はこちらからチェックしてみてください

0巻〜3巻までのスタートセットは、
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ちびっこそろばんスタートセットの進め方ガイド

教材の中身がわかってきたところで、次に気になるのは「実際の進め方」です。

ちびっこそろばんは、毎日の生活に無理なく取り入れられるように作られているので、忙しいご家庭でも取り組みやすいのが特長です。

そろばん先生
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1日の学習の目安や、プリントの使い方、つまずいた時の対処法まで、進め方のコツをわかりやすくご紹介します。

1日の学習量は?進め方の基本ペース

基本の目安としては、1日につき「プリント2枚+テキスト4ページ」程度がちょうどいいペースです。

とはいえ、集中力やその日の気分に合わせて、無理なく続けることがいちばん大切。

元気な日はちょっと多めに、疲れている日は1枚だけ、でもOKです。

そろばん先生
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0巻が終わったあと、1〜3巻も同じペースで進めると、無理なく続けられ、少しずつ自信もついてきます。

おさらいプリントの使い方と効果的なタイミング

ちびっこそろばんスタートセットには、「おさらいプリント集(14級〜11級)」が付属しています。

これは、各巻の内容を定着させるための復習用教材で、子どもの理解度をチェックしながら進める“見える学習”として非常に有効です。

たとえば、1巻が終わったあとに14級のプリントをやってみると、「どこが理解できていて、どこがまだあやふやか」がわかります。

そろばん先生
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結果に合わせて、「次へ進む」「もう一度確認する」を判断できるので、保護者の方も自信を持ってサポートできます。

つまずいた時は、前の巻に戻るのが正解

子どもは日によって集中力や理解にムラがあります。

急に「わからない」「できない」と言う日もあるでしょう。

そんなときは、無理に進まず、前の巻に戻ってゆっくり復習するのが効果的です。

ちびっこそろばんは、戻ることを前提に作られていて、0巻〜3巻は内容がつながっています。

後戻りは遠回りではなく理解を深める近道です。

そろばん先生
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「知っているところをもう一度やる」ことが、子どもに安心感と自信を与えてくれます。

学習のコツ:親は“先生”より“味方”になる

子どもにとって、いちばん大事なのは「できた!」という小さな成功体験の積み重ね。

そのためには、親が“先生”になって教え込もうとするよりも、一緒に喜び、励まし、見守る“味方”でいることが何より大切です。

  • 間違えても怒らない
  • できたときはしっかりほめる
  • 楽しい雰囲気で続ける

そんなシンプルなことの積み重ねが、ちびっこそろばんを「勉強のはじめての成功体験」にしてくれます。

次のステップへ!4巻(10級)以降の進め方

0巻〜3巻を終えた頃には、お子さんの中にも「そろばんって楽しい!」という気持ちが育ってきているはずです。

この段階で学んだのは、数字の基礎や指使い、そして加減算の土台。

ここから先は、より本格的な「級」の取得を目指す学びが始まります。

ステップアップのタイミングは「3巻・11級」が目安

スタートセットの3巻と、おさらいプリントの11級をクリアできたら、次のステップに進む準備ができたサインです。

ここからは、4巻(10級)〜7巻(7級)へと進み、そろばんの技術をより実践的に磨いていきます。

  • 4巻(10級):繰り上がり・繰り下がりのある加減算が本格化
  • 5巻(9級)以降:位取りや計算のスピード、正確性が求められる
  • 6・7巻(8〜7級):徐々に「級の検定」レベルに近づいていく

この辺りからは、学習内容も一気にステップアップするため、子どもだけで進めるのが難しくなることもあります。

教材選びやサポート方法が少し変わってくる

4巻以降は、より“教えるスキル”や“根気強くサポートする姿勢”が求められてきます。

もしここで

  • どう教えたらいいか分からない
  • 家庭学習に限界を感じる

といった不安が出てきた場合には、無理せず外部の力を借りるのもひとつの選択肢です。

家庭学習が難しいと感じたら、オンライン教室という選択も

今は、自宅にいながら専門の先生に教えてもらえるオンラインそろばん教室も充実しています。

「ちびっこそろばんで基礎を学んだ子ども」が、4巻以降の級の内容を学ぶには、プロの先生のサポートがあると安心感が全然違います。

おすすめのオンライン教室では、

  • 段位を持つプロ講師がマンツーマンで指導
  • 教材レベルに合ったカリキュラム
  • 初回は無料体験できる

といったメリットもあり、親が全部を教えなくても、無理なく続けられる環境が整っています。

こんな方にオンラインそろばん教室もおすすめ

そろばんの教材自体は丁寧に作られていても、子どもの集中力や性格、親の関わり方によって、進み方には大きな個人差があるものです。

もし今、「このまま続けられるかな?」と感じているなら、一度オンラインそろばん教室という選択肢も検討してみてください。

無理なく、そして長く続けられるサポート環境が見つかるかもしれません。

自宅学習が続かない・教えるのが難しい場合

  • なかなか学習習慣が定着しない
  • 保護者が忙しくて、教える時間がとれない
  • 説明が難しく、親子ともにストレスになる

このようなケースでは、教材をうまく活用しきれないままフェードアウトしてしまうこともあります。

オンライン教室なら、

  • 決まった時間に学習のリズムができる
  • プロの先生が教えてくれるから、親の負担が減る
  • 子どもが先生の声かけでやる気になる

といったメリットがあり、「自宅だけで教えるのが限界かも…」という方の悩みをやわらげてくれます。

そろばん先生
そろばん先生

親子だとどうしても緊張感が保てず、子どもの集中が続かないことも。

第三者の先生が関わることで、子どもは気持ちを切り替えて集中しやすくなるんです。

環境を少し変えるだけで、学びのスイッチが入ることも多いですよ。

ちびっこそろばんに似たカリキュラムを持つオンライン教室の紹介

「ちびっこそろばん」と同じような、そろばん式暗算学習アプリも人気です。

相性が良いのが、【そろタッチ】

  • タブレットの専用アプリで、遊び感覚で暗算力を育てる
  • 教材は紙ではなくデジタルだが、「ちびっこそろばん」の基礎があると相性◎
  • 自動で進捗管理されるので、親の負担が少ない

✅️ 国内外で高評価!そろばん×デジタルの最前線「そろタッチ」

「アナログなそろばんが、ここまで進化していたとは…」と驚く保護者続出。

国内外の教育現場で評価が高いタブレット式そろばん学習【そろタッチ】は、遊びながら計算力・集中力・思考力を伸ばせる次世代型教材です。

時間も送迎もいらない
新しい学びをチェックしてみてください

無料体験ができる人気のオンライン教室!

最近では、オンラインそろばん教室が増え、

  • 先生とマンツーマンで学べるもの
  • タブレットを使って遊び感覚で学べるもの
  • WEBサービスで自分のペースで学べるもの

など、スタイルや教材もさまざま。

どの教室にもそれぞれの良さがあるので、気になる教室は実際に無料体験してみるのが一番の近道です。

  • うちの子にはどんな教室が合ってるのか
  • 続けやすい料金やレベル感は?

といったポイントも、無料体験を通じて見えてきます。

✅️ どの教室が良いか、わからない方はこちら!

子どものタイプや家庭のペースに合わせて選べる、人気オンラインそろばん教室を10教室ピックアップして比較しました。

それぞれの特徴や料金、無料体験の有無も一覧でチェックできます。

オンラインそろばん教室の選び方!
年長から小学生におすすめの教室10選

まとめ|ちびっこそろばんのレベルと内容を理解

ちびっこそろばんは、「数字って楽しい!」「できた!」という気持ちを、まだ文字や計算に不慣れな子どもでも自然に感じられるように作られた教材です。

数字の基礎から始まり、分解や加減算を通じて、最終的に3級レベルまで到達できるカリキュラムが整っています。

0巻〜3巻のスタートセットは、親子で一緒に取り組めるちょうどいいボリューム。

4巻以降の中級レベルや、オンライン教室との組み合わせによって、子どもの学びはぐっと広がっていきます。

お子さんの性格や家庭のペースに合わせて、「教材だけで進める」もよし、「プロの先生の力を借りる」もよし。です。

そろばん先生
そろばん先生

そろばんの入り口は、楽しくて「わかった!」が積み重なることが何より大切です。

ちびっこそろばんは、その第一歩にぴったりの教材。

家庭でじっくり、プロの力も借りながら、その子に合ったペースで学びを続けていけば、必ず力になりますよ。

0巻〜3巻までのスタートセットは、
こちらで購入できます


  • この記事を書いた人

そろばん先生

フラッシュ暗算をビジネスに活かすアラフォーのそろばん経験者。 そろばん教室に通ったのは、幼少期にたったの4年間。 それでも20年の社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。

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