
記事作成者

そろばん先生
フラッシュ暗算をビジネスに活かしたアラフォーのそろばん経験者&そろばん啓蒙活動家。社会人生活で「そろばんやってて良かった」と思える日々の実体験をベースにお伝えします。
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そろばんって、何歳ぐらいから始めるのが良いんですか??


実際に他のお子さん達が、どれくらいの年齢でそろばんを始め、どんな効果を得ているのか気になりますよね。
そんな疑問を持つ親御さんに向けて、この記事ではフラッシュ暗算経験者であるアラフォーの私が、実体験をもとに“意味ある始めどき”を詳しく解説します。
- 他の子どもたちは何歳ごろに始めているのか?
- なぜ6〜8歳が適正と言われるのか?
そして、年齢と脳の発達の関係についても、わかりやすくご紹介します。

お子さんの可能性を最大限に伸ばしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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そろばんは何歳から始める?
先に結論を言うと、そろばんを始めるちょうど良い年齢はズバリ6〜8歳です。
この年齢は、子どもの理解力や脳の発達が進み、数字や計算をよりスムーズに理解できる時期です。
また、この時期は小学校での学習環境が整い、学校の勉強と並行してそろばんを学ぶことで、相乗効果が期待できるのも大きなポイントです。

私は、そろばんを経験した者として、この年齢での習い事が子どもの成長に最も適していると思います。
次の章では、その理由について具体的に解説していきます。
小学生1年〜2年が最適な理由
小学校の算数教育と連動
6-8歳が最適な理由は、小学校の算数教育と連動するからです。
例えば、そろばんの習得が早すぎると、小学校の算数の授業が簡単すぎてしまう。
逆に、そろばんを始めるのが遅すぎると、すでに筆算ができるため、そろばんを使うことが煩わしく感じる場合も。

そろばんと基礎を習う学校の算数が、互いに補完しあう時期が最適です。

理想的なのは、どちらの計算方法もしっかりと習得し、相乗効果が生まれる時期に始めることです。
計算の答えは一つでも、その手段や方法は他にもあるということを理解できることが重要です。
また、九九の暗記についても、学校の音で覚える方法と、そろばんで「7を7回足すと九九と同じ答えになる」というように、異なる方法で確認できるようになります。
これにより、九九とそろばんの二つの方法で答え合わせができ、数の概念や計算のプロセス理解も深まります。
認知能力の発達
6〜8歳は、脳の認知能力が急速に発達する大切な時期です。
この時期にそろばんを始めると、子どもたちは抽象的な数の概念をより効果的に理解できるようになります。
物理的に、珠を操作することで、視覚的・触覚的に数を実感し、計算能力がより深く身につくのです。
認知能力や非認知能力について詳しく知りたい方は

学習の吸収力が高い
6〜8歳の子どもたちは、新しいスキルや知識を吸収する力が非常に高いです。
この時期にそろばんを導入することで、遊び感覚で楽しく学習し、飽きずに継続できるというメリットもあります。
算数の基礎を学ぶ
小学校に入学し、算数の基礎(足し算・引き算)を教わるのが6〜8歳の時期です。
この時期にそろばんを取り入れると、学校で習う筆算や暗算と並行して、計算力を強化する相乗効果が得られます。

数を視覚的・物理的に理解するそろばんは、数式や文字だけでの勉強よりも直感的に理解できることが多くなります。
集中力と忍耐力の育成
そろばん学習は、数を正確に理解し、集中して珠を操作する必要があります。
6〜8歳で始めると、この年齢に特に重要な「集中力」と「忍耐力」を同時に育むことができます。
学習面でも、学校での他の授業に対しても良い影響があるはずですよ。
6歳〜8歳から始めた子どもたち
複数のそろばん教室のサイトを調査してみました。
始める時期は年長さんが最多

色々なそろばん塾のサイトを調べてみましたが、始めた時期で多いのは年長さんがとても多いです。
私の考える適性年齢より少し早く始めるのが一般的みたいで、ちょっと悔しい。。
ですが、5歳ぐらいから急激に脳が発達するので、気持ちはわかります。
そして保護者さんの声として多いのが、
- 最初の一年は大変だった。
- 先にやっていた兄や姉を見て、やりたいと言い出した。
この声がとても多かったですね。
早い年齢から始めることもできますが、年齢別にそれぞれメリットやデメリットもあります。
次に記事も参考にして検討してみてくださいね。
小学2年でそろばんを始めた私
私自身がそろばんを始めたのは、小学2年生で当時7歳でした。
九九を覚えている最中で、そろばんは簡単な基礎練習からスタート。
覚えたての九九を、“そろばん”も使いながら、九九を定着させました。
3桁ぐらいの足し算やひき算が、暗算で出来るようになった頃から脳内計算がどんどん加速し、掛け算や割り算も暗算ができるように。

その頃には、そろばんと暗算は別ものだと思っていました。
小学校6年のそろばん塾卒業の時に、1級検定が不合格。
同学年の中では上手な方ではありませんでしたが、暗算だけは誰よりも早く正確でした。
頭の中で計算をすることが習慣のようになり、日常的に数桁の暗算をするようになり、フラッシュ暗算ができるようになりました。
そのフラッシュ暗算を得意とした結果、成人して社会人になってからも、ほとんど暗算で考えるようになり、今現在も仕事で役にたっています。
結論:子どもに最適なタイミングでそろばんを始めよう
結論として、そろばん学習に最適な時期は6〜8歳です。
この年齢であれば、理解力も発達しており、そろばんを楽しんで学べるため、学習の成果をスムーズに実感できるでしょう。
また、学校の算数の授業とも融合しやすく、相乗効果を生むことが期待できます。

ただし大切なのは、子どもがそろばんに興味を持ち、自発的に学びたいと思う意欲です。
年齢だけにとらわれず、子どもが楽しんで学習できる環境を整え、そろばんを学ぶ意欲を引き出すことが鍵となります。

適切なタイミングで始めることで、学習効果を最大限に引き出すことができるでしょう。
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お子さまに“そろばん”を習わせるなら、次の記事を参考に比較してみてください。
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