
オンラインのそろばん教室だと、検定ってどうなるの?級を目標にがんばらせたいんだけど…
自宅で検定まで受けられる教室もありますよ。ただ、教室によって「どの検定を、どう受けるか」がかなり違うんです。順番に整理しましょう。
「オンラインそろばん 検定」と検索したということは、オンライン教室を検討しつつ、「級や段の目標をちゃんと持てるのかな?」と気になっている方だと思います。
結論からお伝えすると、オンラインのそろばん教室でも検定は受けられます。
ただし方式は教室ごとに違い、大きく分けると「団体の検定を自宅で受ける」「教室独自の検定をレッスン内で受ける」「教室内のWEB検定で進級し、正式な試験は会場で受ける」の3パターンがあります。
この記事では、
6つのポイントを、各教室の公式情報をもとに客観的にお伝えします。
「自宅で検定まで受けられる教室」の授業の雰囲気を先に知りたい方は、無料体験で確かめてみるのが近道です。
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オンラインそろばんで検定は受けられる?
受けられます。ただし「どの団体の検定か」「自宅で受けられるか」「費用は別か」は教室によって違います。
ここでいうオンライン検定とは、パソコンやタブレットのカメラで手元を映し、自宅から受検する検定のことです。
公式情報を確認すると、オンライン教室の検定は次の3パターンに分けられます。
| パターン | どんな仕組み? | 教室の例 |
|---|---|---|
| 1. 団体の検定を自宅で受検 | 検定団体の検定を、オンラインで監督を受けながら自宅で受ける | よみかきそろばんくらぶ(日本珠算協会の検定) |
| 2. 教室独自の検定をレッスン内で受検 | 教室が独自に行う検定を、講師が見守るレッスン内で受ける | まなぶてらす |
| 3. WEB検定で進級+正式な試験は会場で | 教室内のWEB検定で進級を判断。正式な試験は会場に申し込んで受ける | いしど式オンライン |
出典:各教室の公式サイト(2026年10月確認。詳しくは次の比較表に記載)
パターン1:団体の検定を自宅でオンライン受検
検定団体の検定を、自宅にいながら受けられるパターンです。
よみかきそろばんくらぶは、一般社団法人日本珠算協会の検定を取り扱っており、公式サイトでは「公認の検定をオンライン上で受検できる」と案内されています。
会場へ行く必要がないので、近くに試験会場がないご家庭や、送迎の時間が取りにくいご家庭でも受けやすいのが特徴です。
パターン2:教室独自の検定をレッスン内で受検
教室が独自に行う検定を、ふだんのレッスンの中で受けるパターンです。
まなぶてらすは、2020年に「オンラインそろばん検定」を始めたと発表しています(運営会社のプレスリリース)。
公式サイトによると、10級から1級、段位までを実力に合わせて受けられ、レッスン内で講師が時間を計って見守り、終了後に丸つけをする流れです。
検定料はレッスン代に含まれ、別途費用はかからないと案内されています。合格者には名前入りの賞状が贈られます(プレスリリースでは、合格証書はダウンロード版と説明)。
パターン3:WEB検定で進級し、正式な試験は会場で
教室内のWEB検定で進級を判断し、正式な試験は別に申し込むパターンです。
いしど式オンラインは、完全オンライン教室のため「インターネットそろばん学校」のWEB検定で進級を判断すると公式サイトで案内しています。
正式な試験を受けたい場合は、近くのいしど式の教室を紹介してもらうか、近くの商工会や商工会議所に自分で申し込む形です。
どれが良い・悪いではありません。「会場に行けるか」「どの検定の級がほしいか」で、合う教室が変わりますよ。
教室別に比べると?検定の種類・受け方・費用の違い
自宅で団体の検定まで完結したいならよみかきそろばんくらぶ、レッスン内で手軽に級を確かめたいならまなぶてらす、という違いがあります。
3つの教室の検定を、公式サイトの情報で比べました。
| 項目 | よみかきそろばんくらぶ | まなぶてらす | いしど式オンライン |
|---|---|---|---|
| 検定の種類 | 日本珠算協会の検定(珠算・暗算・九九・応用算・硬筆・毛筆・書写・言葉) | 教室独自のオンラインそろばん検定(珠算・暗算) | インターネットそろばん学校のWEB検定(進級判断用) |
| 受ける場所 | 自宅(オンライン) | 自宅(レッスン内) | WEB検定は自宅。正式な試験は会場 |
| 級の範囲 | 公式で要確認 | 10級〜1級、段位 | 公式で要確認 |
| 検定の費用 | 検定料 年3,960円(年12回分・1回330円)+協会費 年2,200円 | レッスン代に含まれる(別途なし) | インターネットそろばん学校は無料で使い放題と案内。正式な試験の受験料は別 |
| 受検の頻度 | 毎月の本番受検も可能(年12回) | レッスン内で都度 | 公式で要確認 |
出典:よみかきそろばんくらぶ公式・同 よくある質問、まなぶてらす公式・同 プレスリリース(2020年7月8日)、いしど式オンライン公式(いずれも2026年10月確認)
料金や検定の内容は改定されることがあります。申し込む前に、公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
月謝も含めた料金の比較は、月謝が安いそろばん教室の比較記事でまとめています。
よみかきそろばんくらぶの検定はどう受ける?
生徒向けのウェブサービス「おけいこログ」(マイページ)を使い、監督が見ている中で自宅から本番の検定を受けます。検定料は年会費に含まれ、年12回分(1回330円)がセットになっています。
受けられる検定の種類
公式のよくある質問によると、日本珠算協会の次の検定を取り扱っています。
そろばんだけでなく、書写や言葉の検定もある点は、「よみ・かき・そろばん」を掲げる教室らしい特徴です。
受検の流れ
公式サイトで案内されている流れは、次のとおりです。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 練習 | 「おけいこログ」で、本番のような検定の練習ができる(公式「合格への道のり」の体験記には「仮検定が何度でも受けられる」との声も) |
| 受検のタイミング | カリキュラムをクリアするごとに、好きなタイミングで受検できる |
| 本番 | 監督が見ている中で、緊張感をもってオンラインで本番受検 |
| 回数 | 特訓枠(検定枠)は年間12回(月平均1回) |
出典:公式トップ・よくある質問・合格への道のり(2026年10月確認)
検定にかかる費用
検定に関わる費用は、年会費の中に含まれています。
| 費用 | 金額(公式表記) |
|---|---|
| 検定料 | 3,960円/年(12回セット、1回330円) |
| 協会費 | 2,200円/年 |
出典:よみかきそろばんくらぶ公式(2026年10月確認)
年会費には、ほかに教材費・システム利用料(各4,400円/年)があります。月会費や入会金を含めた総額は、よみかきそろばんくらぶの料金まとめで詳しく解説しています。
公式サイトの「合格への道のり」には、珠算検定3級以上に合格した生徒さんの体験記が掲載されています。合格までの練習方法や工夫、保護者の関わり方が紹介されているので、入会前に読んでおくとイメージがわきやすいですよ。
毎月受けられるなら、目標が立てやすそう!
実際の授業で検定にどう向き合うのかは、無料体験の説明や質問の時間に聞いてみるのがおすすめです。
体験当日の流れは、オンラインそろばんの無料体験の流れでまとめています。
「正式な検定」かどうかはどう見分ける?
「どの団体が主催する検定か」を確認するのがいちばん分かりやすい方法です。そろばんの検定は、主催団体が複数あります。
代表的なのが、商工会議所と日本珠算連盟の「珠算能力検定試験」です。
| 級 | 主催 |
|---|---|
| 1〜3級 | 日本商工会議所が主催(日本珠算連盟が協賛) |
| 準1〜3級・4〜6級・7〜9級・10級 | 日本珠算連盟が主催(日本商工会議所が協賛) |
出典:日本珠算連盟「珠算能力検定試験」(2026年10月確認)
日本珠算連盟によると、2025年度から日商の珠算能力検定試験(4〜6級)が日本珠算連盟に移管されています。
申し込みは、受験したい地域の商工会議所や珠算連盟に確認する形です。
一方、よみかきそろばんくらぶが取り扱うのは一般社団法人日本珠算協会の検定です。名前が似ていますが、日本珠算連盟とは別の団体です。
どの検定が有利・不利と決めつける必要はありません。お子さまの目的に合っているかで選びましょう。
検定を目標にするメリットと注意点は?
「次の級」という目に見える目標ができるのが、いちばんのメリットです。
一方で、合格だけが目的になると苦しくなることもあります。
私自身もそろばん教室に通っていた経験者で、そろばんは2級です。
子どもの頃は、同級生と競い合っていたわけではないのですが、負けたくなくて、無意識にがんばっていたのを覚えています。
小学校3年から徐々に検定を受けて、6年生で4級ぐらいまでは、すんなり合格できました。
といっても、「まだ無理無理」といって検定を申し込まないことも多かったので、周りよりは遅かったと思います。
だから3級を合格できなかったときは、「えっうそ!」ってショックだったのを覚えてます。
大人になった今、そろばんで身につけた暗算は仕事でかなり役立っています。頭の中ですぐ計算できるので、大きな金額でも判断が早くなりました。
検定は、練習を積み重ねるための目標のひとつと考えると、親子ともに気持ちが楽になりますよ。
オンライン検定を受ける前に準備しておきたいことは?
いちばん大切なのは、手元がはっきり映るカメラ環境です。オンラインの検定は、監督や講師が画面越しに手元を確認しながら行われます。
まなぶてらすのプレスリリースでも、生徒は手元(そろばん)をカメラで映して受検すると説明されています。
| 準備 | ポイント |
|---|---|
| 手元が映るカメラ | そろばんと答えを書く紙が、しっかり映る角度にしておく |
| 静かな場所 | 家族の声やテレビの音が入りにくい部屋を選ぶ |
| 通信環境 | 途中で止まらないよう、事前に接続を確かめておく |
| 時間を計る練習 | 本番と同じ制限時間で、ふだんから練習しておく |
| 道具 | そろばん・鉛筆・消しゴムを手の届く場所に |
受検の細かいルール(使ってよい道具や画面の映し方)は教室によって違うので、事前に先生へ確認しておくと安心です。
手元を映すカメラ選びは、オンライン授業で手元を映すカメラ(書画カメラ)のおすすめで詳しく紹介しています。
まとめ
よくある質問(FAQ)
Q. 自宅で受けた検定でも、正式な級になりますか?
A. 検定を主催する団体によります。たとえばよみかきそろばんくらぶは、日本珠算協会の検定をオンラインで受検できると案内しています。受験書類などに書く予定がある場合は、どの団体の検定が求められるかを事前に確認しましょう。
Q. 検定の費用は月謝とは別にかかりますか?
A. 教室によります。よみかきそろばんくらぶは年会費に検定料(年3,960円・年12回分)と協会費(年2,200円)が含まれ、まなぶてらすはレッスン代に含まれると案内されています。いしど式オンラインは、WEB検定に使う「インターネットそろばん学校」が無料で使い放題と案内されていますが、会場で受ける正式な試験の受験料は別です。
Q. 検定は毎月受けないといけませんか?
A. よみかきそろばんくらぶでは「毎月本番受検することも可能」と案内されていますが、毎月受けなければならないとは書かれていません。公式のよくある質問では、カリキュラムをクリアするごとに好きなタイミングで受検できると説明されています。
Q. 商工会議所の検定も受けたい場合は?
A. 受験したい地域の商工会議所や珠算連盟に、申し込み方法を問い合わせます。いしど式オンラインのように、オンライン教室に通いながら会場で正式な試験を受ける方法を案内している教室もあります。
Q. 検定は何歳から受けられますか?
A. 年齢よりも、その級の問題が解けるかどうかが目安になります。受け始める時期は、教室の先生と相談して決めるのがおすすめです。始める年齢についてはそろばんは何歳から始めるべき?も参考にしてください。
